谷村 一成

1994年香川県生まれ。高松高-中央大-現在社会人6年目。 これまでの連載:日経カレッ…

谷村 一成

1994年香川県生まれ。高松高-中央大-現在社会人6年目。 これまでの連載:日経カレッジカフェ、ハフポストブログ、Show-Off、Forbes Japan、朝日新聞なかまぁる、ほ・とせなニュースなど

マガジン

  • ゴールデンカムイの世界から

    ゴールデンカムイブームにより一躍脚光を浴びたアイヌ民族。 大学1年の頃の偶然な出会いにより、アイヌ民族の方々と交流するようになった筆者が、そこでの出会いや経験から感じたこと、考えたことを書いていきます。

  • 日本を選んだあなたのストーリー

    海外から日本に来て暮らしている同世代のライフストーリー

  • 家族のはなし

    自分はどこからきたのか。ご先祖さまたちはどんな人で何をしていたのか。放っておいたら歴史の中に埋もれてしまう小さなストーリー。

  • 上海歴史散歩

    2015年夏。大学の先輩の勧めで上海外国語大学へ留学した私は、1冊の古い地図を手に上海の街へと繰り出した。

  • 琉球の風を感じて

    小学2年生だった私は、偶然手に取ったある本をきっかけに沖縄の離島に住むおばあさんと文通を始める。

最近の記事

自己紹介(2024/1/1作成)

2024/1/1から個人事業主になりました! 活動が多岐にわたるため、自分自身の整理のためと、自己紹介用に記事を作成しました。一見ばらばらでまとまりが無いように感じるかもしれませんが、自分の中では強く関連性を確信して取り組んでいるものと、当初は関連性は分からなかったものの、直感的にやっているうちに、事後的に関連性に気づいたもののどちらかです。 ①介護職 「DAYS BLG! はちおうじ」という八王子市にあるデイサービス(介護施設)で介護職員として週に何度か勤務しています。(

    • 台湾原住民との交流

      2015年7月25日~29日の期間で、台湾原住民の若者音楽グループが来日し、「原初の唱和」と題して主に関東で公演を行った。 お世話になっているアイヌ料理店ハルコロの店長が代表をしている音楽ユニット「ヤイレンカ」も公演の招待されていた縁で、期間中グループに同行することになった。 まず7月25日に神奈川県川崎市の片平にある修廣寺で開催されたライブに撮影係として参加しました。醸し出す雰囲気、独特な歌唱、リズミカルな踊り、どれも初めて体験するものでした。会場は600年もの歴史がある

      • 金沢文庫芸術祭

        2015年9月20日。神奈川県の金沢文庫で行われた金沢文庫芸術祭に、お世話になっているアイヌ料理店ハルコロが出店するとのことでボランティアスタッフとして参加した。それまで、恥ずかしながら金沢と聞くと石川だと思っていたので、金沢文庫という地名に不思議な気持ちを抱きながらの参加だった。当日は多くの屋台や雑貨店などがテントを構え、会場中心には先住民族広場が出演し、ワークショップや舞踊の披露なども行われた。 金沢文庫芸術祭の歴史は長く、1999年に遡る。「アートを通じて、創造の芽を

        • 大人気のアイヌ料理教室

          2015年7月19日。埼玉県朝霞市内にある保育園での蓮祭というイベントにお世話になっているアイヌ料理店ハルコロが招待されたので、ボランティアスタッフとして同行することとなった。 当日はアイヌ料理教室を親子向けに開催した。じゃがいもをメインに利用したイモシトづくりを親子と一緒に行った。ボランティアスタッフといいながら、私もイモシトを作るのは今回が初めて。見よう見まねでなんとか手伝った。 シトはアイヌ語で団子のことだ。ハルコロでは、じゃがいもをベースに団子状に丸めたものを、油で揚

        自己紹介(2024/1/1作成)

        マガジン

        • ゴールデンカムイの世界から
          18本
        • 日本を選んだあなたのストーリー
          9本
        • 家族のはなし
          3本
        • 上海歴史散歩
          0本
        • 琉球の風を感じて
          0本
        • 戦後70年の旅
          6本

        記事

          頼もしい次世代とアイヌ音楽祭

          2015年6月27日。平取町でアイヌ音楽祭が開催されると知り、北海道へと向かった。イベント名は「第5回ウレクレク~風の谷の響~」平取アイヌ協会青年部の主催で開催された。私がお世話になっているアイヌ料理店ハルコロの店長が代表をしている音楽ユニット「ヤイレンカ」も出演した。ヤイレンカは2018年頃まで活動していた、首都圏在住の若手アイヌ女性による音楽ユニットで、古式舞踊を中心に踊っていた。他にも全国で活躍するアイヌの方々の踊りや歌を見ることができる貴重な機会だった。 また、関根

          頼もしい次世代とアイヌ音楽祭

          えひめインターナショナルmeet-up設立に際して

          設立の趣旨 技術・人文知識・国際業務などのいわゆる高度外国人材として来日して働いている方々は、東京などの都市部に集中しており、地方では地域の中で孤立した存在となっている場合も少なくない。共に日本で頑張る仲間や、歳の近いロールモデルとなる外国人との出会い、国籍を問わず地域の中で生活をするきっかけが、地方で生き生きと働き、楽しく生活するために重要なことだと考えられる。そこで、同じ地域で働く高度外国人材による縦横のつながりをつくるとともに、地域に入り込んでいくきっかけをつくりたい。

          えひめインターナショナルmeet-up設立に際して

          テツの思い出

          テツが家族の一員となったのは、私が香川県高松市の中学校に通っていた頃だったので、もう15年くらい前のことだ。 ご近所の方が豊島という瀬戸内海に浮かぶ小さな島に旅行に行った際、気づいたら後ろから必死で着いてくる子犬がいたという。どうしても放っておけなくて、保護して帰ってきたという。だが、すでに犬を1匹飼っていたため、2匹目を飼うのは難しいと考えていたようで、「子犬をお譲りします」という貼り紙を出していた。 ちょうどその頃、動物好きの妹が「犬を飼いたい」と繰り返し繰り返し言って

          テツの思い出

          クリスマスの夜空の下で

          表参道。この時期になると美しいイルミネーションでけやき通りが彩られる。家族連れ、カップル、友達仲間など幸せそうな人々が、その輝きに照らされている。そんな中、6年前の私は灰皿掃除をしていた。 イルミネーションが施されているエリアには、たしか13箇所の喫煙ステーションがあった。日々大勢の人がタバコを吸っては捨てていた。 喫煙ステーションの灰皿は、鉄でできた箱型の覆いがされており、上部からタバコが捨てることができる。そしてその中には、鉄でできた箱型の受けがあり、ちゃんと火を消さ

          クリスマスの夜空の下で

          私のポートフォリオ

          ◆プロフィール◆ 1994年香川県高松市生まれ。高松高-中央大学法学部-フォースバレー・コンシェルジュ株式会社-株式会社ウインドミル(現職) (高校まで) 野球一筋。ビリギャルを超えると偏差値18.9からの東大受験に挑むも失敗。 (大学時代) アメリカ・オーストラリア・中国に留学 首都圏のアイヌ民族コミュニティのフィールドワークに取り組む 中央大学変人学部設立 ほか (社会人) フォースバレー・コンシェルジュ株式会社で、外国人や日本人海外大生といったグローバル人材を採用

          私のポートフォリオ

          第9回/日本就職しか選択肢がなかった/周 皖瑩 さん

          こんにちは! 今回は私の大学時代のサークルの先輩である周さんにインタビューしました。学生時代も、そして最近も人生相談に乗っていただいている心強い先輩です。 ーーー周さんの幼少期はどんな子供だったんですか? 両親共働きで兄弟もいなかったため、1人でいる時間が長かった幼少期でした。1人で暇をしていたので、普段見せてくれない親の本棚から本を引っ張り出してきて読んでいました。 ちなみに幼稚園の最終学年は、幼稚園が終わる時間に親が迎えにこれなかったため、親が交渉して小学校に1年早く

          第9回/日本就職しか選択肢がなかった/周 皖瑩 さん

          第8回/台湾の社会問題から日本の地方創生へ/楊凱茵さん

          こんにちは。 今回は、私の前職でインターン生として活躍し、就職の際にも関わった楊さんです。もともと台湾の社会問題に関心が強かった彼女が日本の鉄道会社へ就職することになったきっかけとは?ぜひご一読ください。 ーーー楊さんはどんな子どもだったんですか? 小さい頃はとてもおしゃべりな子どもでした。小学生の時は、授業で先生の質問にすぐ手を挙げて一番に答えていました。褒められると嬉しくて、ある意味大人の都合のいいように動かされていたのかもしれません(笑) 習い事は、水泳とかピアノ

          第8回/台湾の社会問題から日本の地方創生へ/楊凱茵さん

          第7回/オノマトペの効果的な教え方を研究中/柏晨悦さん

          こんにちは! 今回は第3回で紹介したレタオさんがとても素敵な友人がいると紹介してくださった柏さんです。日本語教育に熱意を持っている彼女のストーリーをぜひご一読ください。 ーーー柏さんはどんな子どもだったんですか? たぶんおとなしかったと思います。親との関係性も良くて、反抗期がなかったと聞いています。いいことも悪いことも何でもシェアしていました。言いたいことはしっかり伝えて、親もちゃんと聞いてくれたので反抗する必要がありませんでした。普通で平凡なこどもでした。 私が生まれ

          第7回/オノマトペの効果的な教え方を研究中/柏晨悦さん

          第6回/日本のゲームからビジュアル系バンドの男らしさまで/Leila Rouatbiさん

          こんにちは! 第6回の今回は、私の大学時代の友人であるレイラさんです。 自分よりも日本の文化芸能に詳しかったり、先住民族からビジュアル系バンドまで興味関心が幅広かったりとても素敵な方です。 ーーーレイラさんはどんな子ども時代を過ごしましたか? けっこう静かな子どもでした。子どもよりも大人と一緒にいることを好んでいて、友達と遊ぶよりもおばあちゃんの家に行くことが多かったです。子どもといるよりも、大人と一緒にいることが楽しいと思っていました。また、人がたくさんいる場所があまり

          第6回/日本のゲームからビジュアル系バンドの男らしさまで/Leila Rouatbiさん

          第5回/もともと韓国語を勉強しようと思っていたが・・・/羅鳳苹さん

          こんにちは! 第5回の今回は、私が大学時代に出会った台湾出身の友人から、「ぜひ紹介したい素敵な人がいる」ということで知り合った羅さんです。 韓国語を勉強しようとしていた彼女が日本で働くことになった訳とは? ーーー桃園出身とのことですが、どのような場所ですか? 国際空港がある大都市ですが、特にそれ以外の特徴はないです。日本でいうと千葉のような感じです。私は一般的な住宅街で暮らしていました。 ーーーどんな子どもでしたか? 活発で几帳面な子どもだったと思います。スポーツはと

          第5回/もともと韓国語を勉強しようと思っていたが・・・/羅鳳苹さん

          私の履歴書/谷村一成

          こんにちは! この記事をご覧いただきありがとうございます。 最近、自己紹介を依頼されても自分でもよく分からなくなってきたので、まとめてみようと思い今回書いてみました。 随時加筆修正していきたいと思います。 URLは関係する記事などです。 ◆基本情報◆ 谷村 一成(たにむら かずなり) 香川県高松市出身/1994年生まれ 高松市立二番丁小学校-高松市立紫雲中学校-香川県立高松高校-中央大学法学部政治学科メディア政治コース-フォースバレー・コンシェルジュ株式会社-株式会社ウイン

          私の履歴書/谷村一成

          第4回/日本の新卒文化っておもしろい!/Nina Steenmetzさん

          こんにちは! 第4回は、私が前職時代に就職活動支援をしたことをきっかけに友人となってNinaさんです。 母親が日本人だったことがあり、幼い頃から日本に親しんでいた彼女ですが、実はもともと理系だったとか。 Nina Steenmetzさん 1994年生まれ。オランダNoord-holland州Amstelveen出身。地元高校を卒業後、日本学科が有名なライデン大学に進学。同大大学院へも進学。学部時代には長崎大学、京都大学へ留学。大学院時代には早稲田大学へ留学。株式会社日立ハイ

          第4回/日本の新卒文化っておもしろい!/Nina Steenmetzさん