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巻カレでの服薬管理と服薬カレンダーの苦い思い出

娘の熱がなかなか下がらなかった原因は
中耳炎だった。
自覚症状がなくてわからなかったよ…

抗生剤を処方され、5日間飲み切らなくてはいけなくなった。
服薬管理はポケット付きの服薬カレンダーが100均でも売られているが、
我が家にはないので、巻カレに記入することにした。

下の「く」の字が薬を意味する

薬を飲んだら「く」の字を消すという単純な管理方法。
飲み忘れというより、あと何回飲むかが可視化されたのが良かったなと感じる。

息子がこれを見て「くくくくくくく」とよく呟いており、
消されてないと「薬は?」と聞いてくることが何回かあった。
息子は私よりよほど優秀なリマインダーである。

ちなみに、抗生剤は粉薬なので、チョコレートクリームに混ぜて服用させている。

一般的にはパンに塗る想定の商品

冷蔵庫に入れておくと固くなってしまうので、
10秒レンチンして溶かしたあと、
粉薬を混ぜてスプーンで食べる。
チョコレート大好きな娘は、この方法で喜んで服用してくれるようになった。
かつては薬局でもよく見る服薬ゼリーなども試してみたことはあったが、それはぜんぜんダメだった。
今はこの方法でストレスなく、抗生剤も怖くない。
チョコレート様様である。

さらにちなみに、息子は薬は一切飲めない。
これはもう長年の大きな課題であるが、
彼は他人と距離を取りたがるタイプのため、
そもそもあまり感染症に罹らない。
罹っても普通の風邪なら水分摂って寝て治してある。
もちろんこのままで良いわけないので、いずれ克服せねばならない。
でも、彼は服薬の必要性がわかれば頑張ってくれる気がするので、そうなったときはとにかく説明して、一緒に服薬方法を探っていくのみだ。
そのような時にこそ、コミュメモは真価を発揮しそうである。


そういえば、服薬カレンダーと書いて思い出した。
ポケットタイプの服薬カレンダー、実は一度100均で購入したことがある。
服薬のためではなく、息子の週間スケジュールを可視化するためだ。
ポケットに幼稚園や児童発達支援施設の絵カードを入れて、予定が一目でわかるようにしようと思っていた。
でもこの時は、思っていただけでやらずに終わった。
カードを用意するなどの準備が面倒で先延ばし先延ばしをずっとしていて、結局やらなかったのだ。
使わない服薬カレンダーは、いつの間にか夫が処分してしまっていた。
それはコバリテを購入する2年くらい前、息子がまだ幼稚園の頃だったかと思う。
自作のハードルって実はかなり高い。
そして何より、この時はカレンダーやスケジュールの重要性を、今ほど認識していなかった。
なんてもったいない!!
ペアトレでスケジュールの有効性を教えてもらっていたのにな…
このときから始めていれば、不登校にもならず、違う現在があったかもしれない…
なんて思わなくもないが、たらればを言っても仕方ない。

この挫折から2年後、息子の状態に閉塞感を感じていた私はTwitterでコバリテを知り、その値段にビビりながらも、「えいやっ!」とポチッた。
時間はかかったけど、そのとき購入すると判断した私は間違ってなかった。
コバリテ導入から3年経った今、コバリテは歯ブラシや鏡と同様、日常生活になくてはならないアイテムとなってある。
コバリテ導入前後のことは、そのうちnoteにも書きたいと思う。

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