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2022年4月のお仕事

4月は怒涛の記事掲載があったので、お知らせがモリモリです。暖かくなってきて、色々と活性化してきました。

●ONE

盛岡初のスタートアップ企業、株式会社ヘラルボニーのプレス・中塚美佑さんと、代表取締役社長の松田崇弥さんにインタビューさせていただきました。障害のある作家と契約をしてライセンスビジネスを展開している企業なのですが、社員の方それぞれの持つストーリーと企業のビジネスモデル、理念の一貫性、芯のある活動が印象的でした。「慈善事業ではなくビジネス」と言い切り、作家に継続的に利益が還元されるシステムを構築している点も、個人的には納得感がありました。

●Merkmal

モビリティをテーマとしたバーティカルメディア「Merlmal」さんに寄稿しました。最近、やたらとあちこちへと歩き回っているので「移動」というテーマには深い興味があったものの、ゼロからものを書けるような知識も問題意識もないため、「自転車」を軸に何か書けないかと捻り出してみたのですが、なかなか難しいですね。でも「自転車民俗学」みたいなノリでもっと色々書けたら面白いだろうな。少し前に読んだ菊地 暁 著『民俗学入門』(岩波書店)にも「移動」に関する項目があって面白かったので、その辺りも記事のヒントになってるかもしれません。

●コトナル(Yahoo! Japan)

個人的に気になっていた媒体だったので、記事を書けたことは嬉しかったです。人とは異なる、ともすれば「弱み」ともされてしまう特徴を「レア」と解釈する、こういった転換の発想は昔から好きだったので、同意をする部分の多い取材でした。

●Qetic

昨年末に開催されたイベントのレポート記事です。『遠野物語』がキーとなるトークだったのですが、実は読んだことがなかったので、書きながら同時に参考書を読み進め、なかなか苦労をした記事でした。いま猛烈に本を読み漁っているのですが、この仕事で自分の無力さを実感したのが大きなきっかけになっていますね。ともあれ、トークイベントの内容はとても面白かったです。

●オマツリジャパン

めちゃくちゃ気合を入れて書いたので、掲載ツイートにたくさん反響があったのが嬉しかったです。取材対象者の方にもとても喜んでいただいて、本当に書いてよかったなあと思う記事です。東京の労作歌「棒打ち歌」について調べを進める中で、偶然的に「谷保」という土地にたどり着いたのですが、もっと谷保で面白いことができそうな気がじわじわしています。これを機に、もっと谷保を深掘りして、面白いことをしてみたいですね。


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