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ザ・グレートロックンロール・スウィンドル!!

Sex Pistols - The Great Rock N Roll Swindle

1978年の2月に公開だそうで。

1989年、中学2年生の俺が街のレコード店で注文すると絶版扱いで取り寄せ不可。

その後、廉価版(4,000円前後?)が発売され、改めて注文する。

入荷の連絡をもらい取りに行くと何を血迷ったか、店員が「ありましたよ!」と絶版盤を仕入れている。

しかし、廉価版のジャケットがシド・ヴィシャスかなんかの写真だったのに、絶版のオリジナルの方はあのお案じみのfriggin in the rigginのイラストで、これです!これでいいです!と喜ぶと14,000円!VHSの音楽モノってめちゃくちゃ高かったんだよなぁ〜。

中二に14,000円は大金でっせ。

それでも家帰って小銭かき集めて、その後、それこそ何百回も見た。

God Save The Queenなんか聞くとやっぱスティーブて最高のロックロールギタリストだと思う。

探したら実家にあるし、VHS(笑)自分の物持ちの良さに驚愕。

カビだらけ( ノД`)シクシク…

そして有名なこのラストシーン、中学2年生には理解できなかったんだよね、正直。なんで?って。

でも、ある時からわかるようになるよね。

何かあったわけじゃないけど、中学から高校生になって成人して年取って、ってその過程の中で、言葉では言えないけど理解できるようになる。まあ、「理解」ってほどのメッセージを監督のジュリアン・テンプルが込めたかは不明だけど。

このシーンに限らず、「The Great R&R Swindle」は観た当初、意味不明なシーン盛りだくさんだったけど、年を追うごとに解ってくるっていうか。

で、その「解ってくる」ってことが、大人になったせいか、たくさん他の映画も見たせいか、あるいは修復不可のただの「パンク脳」になったせいかは不明。

#映画にまつわる思い出

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