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コーチングセミナーは目から鱗の体験

 皆さんこんにちは。長野県で理学療法士をしている竹中寿史です。
 本日は、先日中山陽平さんが開催してくださったコーチングセミナーが本当に新鮮な体験だったので、それについて書いていきたいと思います。


コーチングとは何か?

 そもそもコーチングって知ってますか?コミュニケーションスキルの一つと一般的には認知されていると思います。
 ここ数年はコーチングという言葉も徐々に浸透してきました。経営者に対して使われたり、部下への指導のために使われたり、家庭の親子の関係で使われたりと様々な人間関係で利用されています。

 ただ、このコーチングって実はコミュニケーションスキルではないんです。国際コーチング連盟は、コーチングをこのように定義しています。


コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。


 少し難しいですね。簡単にいうと、コーチングとは、コーチとクライアントとの関係性を築くことをいいます。


 あれ、コーチングって質問とかで相手を引き出すコミュニケーションスキルじゃなかったっけ?と思いませんでしたか?

 実は違うんです。コーチングとは関係性を築くことをいい、その関係性を築く方法の一つとしてコミュニケーションスキルがあるのです。

 私もコーチングセミナーを受けて、このコーチングの定義を聞いた時が、まず一つ目から鱗が落ちた瞬間でした。


コミュニケーションとは何か?

 コミュニケーションは皆さん日々とられていると思います。しかしながら、コミュニケーションで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 例えば、上司とのコミュニケーション。伝えたいことがまとまらず、うまく伝わらないという場面ありませんか?
 他にも部下とのコミュニケーション。今の若い人は何を考えているのか分からないと言って嘆いてませんか? 

 それは適切なコミュニケーションが出来ていないからかもしれません。


 では、コミュニケーションとはそもそも何でしょうか。
 コミュニケーション(communication)の語源は、共有物、共通を意味する
コモン(common)であると言われています。

 これが非常に重要です。つまり、コミュニケーションとはただ言いたいことを伝え合うことではなく、お互いの共通の理解を作るということです。


 少し例を出しましょう。例えば、患者さんとリハビリをしているときを思い出してください。

 理学療法士として患者さんに
「じゃあAさんスクワットしていきましょうか。」と伝えるとします。

 その時、理学療法士としては、
「再度Aさんが歩けるようになるためには、筋トレして筋肉をつけることが必要だな。そして、あと1週間もすれば歩けるようになってくるだろうな」
と予想を立てているとします。

 しかし、患者さんとしては、
「筋トレって本当きついだけだよな、いつまでこの運動をやれば効果が出てくるか分からないし」
と思っているかもしれません。

 

これだけでも、お互いのコミュニケーション不足、つまり共通認識の不足が出てきていることが分かると思います。

 このように日々の仕事の中でもお互いの共通認識が出来ていないと、お互いの理解に乖離が生まれ、信頼関係を損なってしまう可能性があります。だからこそ、コミュニケーションというのは大事なのです。

 このコミュニケーションとは、共通理解のことを指すということも、今回のコーチングセミナーで聞いたんです。
 その時自分も「なるほど!納得!」と思ったと同時に、まだまだ職場で本当にコミュニケーションが取れているとは言えないなと感じました。

 まだまだ自分の伸び代がありそうでワクワクしますね。



まとめ

・コーチングとは、クライアントとコーチとの関係性を築くことを意味する。
・コミュニケーションとは、お互いの共通理解を作るということ。
・コーチングセミナーは初回から目から鱗で最高だったということ。


皆さんどうでしたか?
少しでもコーチングについて興味が湧いたとか、新しい発見があったなど思ってもらえれば幸いです。


今回もここまで読んでくださってありがとうございました!
今後も日々の学びや気づきなどを発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

ではまた!

#竹中かずし #学んだこと #日記 #理学療法士 #コーチング #中山陽平


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