Perfect days再び

役所広司さんがアカデミー賞主演男優賞を受賞したからではないけど、二週連続でPerfect daysを鑑賞。

役所広司、いい役者さんです。
脇役の女の子や榎本さん、石川さゆりさんもとても良い。あと、毎日お弁当を食べるOLの人。
また、なんといっても最後に登場する三浦友和さんが秀逸。

"影って重なると濃くなるんですかねー?"

また、平山(役所広司)は姪の女の子にこう言う。

"この世界は、本当はたくさんの世界がある。それは繋がっているように見えても繋がっていない世界がある"

平山は、そんな繋がっていない世界で独り、それでもperfect daysを過ごしている。
日々の悲しみがあり、日々の喜びがある、そんな普通の日々。

エンドロールにはこのような言葉が流れる


『こもれび:風に揺れる木の葉によって生み出される光と影の揺らめきを表す日本語。それはその瞬間に一度だけ存在します"

そこには何も無いようで、それが故に必要なものは全てそこにある。

またいつかこの映画を観たい。

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