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ピッチャーにオススメなバランストレーニング3選

こんにちは、鈴木一登です(@suzuki_kazuto33

今回はピッチャーのバランストレーニングを3つお伝えします
バランストレーニングを行うと身体の中に軸ができる感覚ができます

ウエイトトレーニングはやると外側の大きい筋肉がつくので
ムキムキになってモチベーションが上がりますが
バランストレーニングは体型的には何も変わらないので
あまりやらない選手が多かったり
ウエイトトレーニングの後に時間があったら取り組むなど
付属品みたいな立ち位置になっています

他の選手がやらないからこそ
バランストレーニングをやると差がつきます

よく「軸」という言葉を使いますが
簡単に言語化すると筋肉を使わずに骨で立っているイメージです
この感覚が備わると球速が速くなりコントロールも安定します

1、片足スクワット

片足を90度まで曲げて一本足で立ちます

片足10秒間 軸足と逆は難しい

運動をしていない人には
これでもフラついてしまいますが
トレーニングをしているピッチャーは
さすがにフラつかないと思います

負荷を加えるために目を閉じてみましょう
これだけで難易度は格段に上がっていきます

目を閉じるということは視覚の情報で身体の位置を修正できなくなり
身体の位置センサー(固有受容器)のみで修正しなければいけません

これでフラつくということは
脳からの指示が身体の先までうまく伝わってないということです
ということは脳で考えているフォームと違うフォームになるので
リリースポイントのバラつきや肩や肘に負担がかかるということです
なので怪我を防止する意味でもバランストレーニングは必要になります

2、バランスボードスクワット

円形の形をしているボードの上に立ってスクワットをしていきます
膝関節で曲げてしまうとグラついてしまいますが
股関節を曲げるとグラつきません

筋力ではなく骨で立つイメージ

いわゆる身体の内部にある骨やインナーマッスルから動かすと
グラつきがなくなります
身体の内部からパワーを出せる様になると
パフォーマンスが上がっていきます

3、一本下駄スクワット

先ほどのバランスボードより難易度が上がります
慣れていないと転倒したり捻挫をする可能性があるので
最初は柱や壁につかまりながら行ってください

足が側方に倒れて捻挫しやすいので気をつけて

慣れてきたら柱から手を離してスクワットをしていきましょう
ハーフスクワットまでできたらかなりいい感じです

プラスで下駄を履いたまま歩いて下さい
この時も膝関節ではなく股関節を曲げて
体重を支える様に意識してください

大腿骨の頭で骨盤を押すイメージ

まとめ

上記の3つのバランストレーニングをした後に
もう一度、目を閉じて片足スクワットを行ってください
先ほどよりできる感覚が出ていればOKです

この後にキャッチボールをすると
地に足がついているという感覚を体感できます
ブルペンで投げる前などに
インナーマッスルを効かせるイメージを
再確認するために使ってみてください

先ほどの下駄より半分になっているので
難易度が高い下駄です


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鈴木一登
プロフィール

【資格】
⚫︎柔道整復師
⚫︎鍼灸師
【専門分野・得意分野】
⚫︎産後ケア、マタニティ
⚫︎現代鍼灸アプローチ
【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:鍼灸のテクニックや解剖学について発信します(たまにサザン)
⚫︎Instagram:ほぼサザンと草野球の投稿しかしません
⚫︎LINE Official:ちょっとした呟きを配信

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