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人はなかなか変われない!

先日、新卒で入社した会社の集まりに行ってきた。10年以上ぶりに皆に会えて楽しかった。ただ、その時に感じたことは人は、なかなか変われないということだ。人は変わらない、変われない理由はたくさんあると思うが、自分の未来に向けて、その理由を書いてみる。

遺伝
一部の性格は遺伝的な要素が関与していると考えられている。遺伝子や神経系の特性は、個人の性格に影響を与える可能性がある。

環境
幼少期からの経験や環境は、個人の性格形成に大きな影響を与える。家族や社会の文化、教育、友人関係など、人々との関わり方は性格の基盤を作るので、同じ環境にいる限り人の考え方は変わり難いだろう。

成熟
成長と共に、人は経験を通じて学び、自己を発展させていくが、成熟する過程においては個人の基本的な性格に大きな変化をもたらし難い。基本的な性格の傾向は安定しており、変わることは難しいように思う。そして、人は生命を維持するためにも根本的には安定や大きく変わらないことを求めている。

自己認識
個人の性格はそれぞれの信念、価値観、人生の経験によって形成されている。これらはしばしば個人のアイデンティティや自己認識の一部となり、変わり難くなる傾向がある。自分自身も自分の特性をある程度、理解していてやっぱりこういう時は、こんな反応をすることが多いなと認識している。

今回、久しぶりに集合して、以前から遅刻をして飲み会に参加する人はやっぱり遅刻して参加した。以前からマウントを取る人は、飲み会でもやっぱりマウントを取っていた。以前から他人を思いやる発言が多い人は、やっぱり思いやりがある発言が多かった。話す内容は思い出話が多かったから仕方ないけど、10年前にタイムスリップしたように感じた。ただ、人は完全に変化しないとは言い切れない。もし、変わることを希望しているならば、人は時とともに成長し、新しい経験から学び、自己を変化させることができる。久しぶりの出会いで、根本的な人の性格の変化は、個人が意識的に努力し、時間をかける必要がある場合があることを思い知らされた。人はいつからでも変わることができる内容の格言が何個もあるが、良くも悪くも人間の成長や変化について考えさせられた。


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