見出し画像

8月に買った本

2023年8月に読んだ本ではなく、買った本の紹介です。

読書の習慣をつくるのは、人によってはハードルが高いかも知れない。ただAmazon、楽天でポチッとしたり、本屋さんに行って衝動的に買うことはできる。
本の内容も大事だけど、なぜその本を手に取ろうとしたそのときの感情や願いを記録するnoteです。


保育の質を高めるドキュメンテーション: 園の物語りの探究

子供が今な何に夢中にになっているのか。何に気づき、どのような探究をしているのか。「結果」ではなく、「過程」にこそ意味があり、深い学びあると信じています。

保育の質を高めるドキュメンテーション: 園の物語りの探究 P.19

この一文が私のなかで、とても共感した一文でした。こちらの一冊はワークショップにおけるドキュメンテーションの手法についても研究されている、神戸芸術工科大学 曽和 具之先生にご紹介いただいた一冊。

ドキュメンテーションとは何なのか、人はどのように知識を構築していくのかを、保育というフィールドから深掘りできる一冊です。


失敗の本質

ジャニーズ事務所の性加害問題、ビックモーターの不正事件、色んな報道があるなか、改めてこの結果はどんな組織構造から起こるのか気になり。関連するなと思い、手に取った一冊。

大東亜戦争で日本はどのように戦い失敗したのか、どのような組織的欠陥があったのかが述べられています。発売されてかなりの時間が経過していますが、色褪せない一冊でした。


空気の研究

この本は「失敗の本質」の繋がりで手に取った一冊。

戦前の日本軍の事例、自動車の問題を題材などを事例にしつつ、私たちが日常的に使う「空気を読んで行動する」の日本人特有の「空気」を取り扱っています。

「失敗の本質」に続き、噛みごたえがある一冊なので、ゆっくり味わっていきます。


人と組織の進化を加速させる システム・インスパイアード・リーダーシップ Systems Inspired Leadership

翻訳はCRR Global Japan が行なっており、ここが提供しているORSCプログラム「組織と関係性のためのシステムコーチング」を受講したこともあるため、手にとった一冊。

改めて、システムや構造を見るメガネ・視点に私はとても興味をもっているし、もっと味わっていきたい。近日中に、またこちらのプログラムを受講するので、書籍と実際体験した内容を行き来していきたい。読書会も開きたい。


起業は意志が10割

この夏、複数の地域で中高生向けのアントレプレナーシップのエデュケーションプログラムの開発を担当するなかで手に取った一冊。

誰のどんな課題を解決するのか、どれだけの行動量があるといいのか、その具体的なところまで知りたいと思い、一緒に場作りをしている、てっちゃんに紹介してもらった一冊です。

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術 (日本経済新聞出版)

この本は「起業は意志が10割」の繋がりで手に取った一冊。

「じゃらん」「とらばーゆ」など創刊してきた「くらたまなぶ」さんの書籍。出版は2006年の本ですが、上で紹介した本を合わせて読むと、原理原則が見え隠れして、ワクワクしていました。


推し、燃ゆ

最後の一冊はこちら。「推し」というタイトルと、開いた1ページ目で、ドキッとした買った一冊。

こちらは新千歳空港内の本屋さんで一目惚れして手にとり、移動中に少し読んだきりなので、まだまだ積読状態。これを最後まで読んで面白かったら、他にもこれ読んでみたら?とおすすめの小説があれば是非、教えてください。


ここまで書いてのリフレクション

自分の活動に関する本について読み漁っていたのと、さまざまな問題の本質は何なのか、そのシステムや構造が何で、そこから学び取れるものが何なのかに興味あるんだなと再認識。

そして、黙っているとこの手の本ばかりとってしまうので、そこから争うように小説も手に取り、毎度最後まで読まず積読になっていることにも気づいた今日この頃でした。ビジネス書だと読書会できるので進むのですが、小説はそうは行かないですからね。苦笑

ありがとうございます。ちょっと疲れた日にちょっといいビールを買おうと思います。