ファーストリテイリング社長・柳井正さんの「コミュニティ」から考える
前回少し触れたように僕は「カフェ」を仲間3人で作っていきたい。
そのカフェは「だれもが『所属感』を感じることができて、仲間に『貢献』し、『幸福感』のあるコミュニティ」だと、僕らのリーダーであるうるぞーさんが指し示してくれました。
というわけで今から考えていくことはその「コミュニティ」について。僕なりに考えたことを書いていきます。
どんなコミュニティを作るか
まずは柳井さんの言葉を引用します。
僕は企業活動というのはある意味一種の宗教活動や社会運動のようなものではないか、とも思っているんですよ。ある使命に賛同した人たちが、自然に集まって作られたコミュニティ(組織)と言えばいいでしょうか。つまりはその組織、企業が一体何を実現するためにこの世に存在しているのか、その原点こそが重要なのであって、それがなければ存在している意味さえないと思っているんです。
<柳井正 わがドラッカー流経営論より引用>
柳井さんのこの言葉からわかるのは「コミュニティ」=「企業」ということです。つまり、一緒に同じ目標に向かって活動する仲間を、企業の中に見出しています。お店自体はお客様なしには成り立ちませんが、そのコミュニティ自体はお客さんと作り上げるものではないのですね。
ここで僕らが考えなければならないのは「僕らの使命って何?」ということではないかと考えています。ここがなければそもそもコミュニティはできないのです。
僕は、個人的にある程度はっきりとした使命を持っています。
「最高の食事と最高の空間を届けること。」
僕はそのカフェを「誇れるブランド」にしたいと考えています。
誇れるブランドであることが「所属感」を強くし、自然と「幸福感」を味わうことができると信じています。「仲間への貢献」は、そのコミュニティの中での施策でどのようにでもできる。(例えば社内で勉強会を開いたりイベントを企画したり。)
だから、僕は誇れるブランドを作るための使命として「最高のコーヒーと最高の空間を届けること」を挙げています。まずはイッパシの飲食店として成立させたい。そうすれば僕らのブランドに共感するメンバーが増え、コミュニティが出来上がる。
千里の道も一歩からとはこのことか。
新たなコミュニティを作るために、僕は明日も物思いにふけます。
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