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South by Southeast : 燃え尽き後を生きる

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個人的な経験に関する連載です。
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記事一覧

「リスキリング」と「生涯学習」

しばらく全く記事を書いていなかったが、コロナ禍を挟んで最近しきりに「リスキリング(Re-skil…

South by Southeast: (13) Eruption-13

ローザンヌの街はレマン湖の北岸に位置し、そこから坂を上がっていくと旧市街の街が現れる。そ…

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South by Southeast : (0) Prologue

(有料にしていますが全文公開しています) 様々な背景から精神の不調を来たしかつてのような生…

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South by Southeast: (12) Eruption-12

スイスの中でも温暖だと言われるレマン湖沿いでも冬は雪が積もり、5月くらいまでは空気も冷た…

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South by Southeast: (11) Eruption-11

ローザンヌの州立病院は丘の上に建っており、ローザンヌの街が一望できる。大聖堂を直下に見下…

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South by Southeast: (10) Eruption-10

ローザンヌの街は旧市街の大聖堂を中心に広がる。レマン湖の辺りからひたすら坂が続き、大聖堂…

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South by Southeast: (9) Eruption-9

スイスの冬はとても長い。冬はもちろん雪が降るがレマン湖に沿うように伸びているフランス語圏はスイスの中でも温暖な地域であり、オードリーヘップバーン、チャップリン、フレディマーキュリーと言った著名人が最晩年を過ごしたのもVeveyやMontreauxと言ったレマン湖沿いの高級住宅街であり、今でも銅像が設置され街に彩りを添えている。 レマン湖の対岸には船で行くことができる。ローザンヌから船で対岸に渡るとフランスのエビアンに着く。ただいるだけで夢のような美しい景色に囲まれて生活がで

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South by Southeast: (8) Eruption-8

その日は朝から雪が降っていた。朝の7時前に家を出るとまだ外は真っ暗であり、すでに雪が積も…

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マガジン購読中の方へのご質問

本マガジンをご購読中の皆様へ

South by Southeast: (7) Eruption-7

スイスの日照時間は日本に比べてかなり短い。冬には仕事にいく前も帰るときもほぼ完全に真っ暗…

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South by Southeast: (6) Eruption-6

2011年の秋、単身ローザンヌに到着した私は病院の手続きや在留許可、住居の契約など慣れないフ…

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South by Southeast: (5) Eruption-5

隣の州はフランス語圏であり、スイスの時計産業の中心地であった。大きな湖の辺りにある街で、…

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South by Southeast: (4) Eruption-4

翌日、私はローザンヌ時代の直属の上司に会うために隣の州に向かう列車に乗っていた。自分の決…

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South by Southeast: (3) Eruption-3

もうこれ以上続けていくことは無理なことは明らかであったが、実際に荷を下ろすのはそう簡単な事ではなかった。 そうするには公的にも私的にもあまりにも多くの人・組織が絡みすぎており、いきなり投げ出した時の混乱を考えると前にも後ろにも動けないような絶望的な気分に苛まれていた。 また個人的にもここに至るまでに自分がやってきたことを考えるとここで職を辞することは自分が今まで築き上げてきたもの全てを失うことー そしてそれはおそらくその通りであったのだがー を意味し、とても受け入れられな

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