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燃え尽き症候群とはなにか:診断から立ち直りまで

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燃え尽き症候群に関して、燃え尽き症候群とはなにか、自分は燃え尽き症候群といって良い状態なのか、立ち直るにはどうしたらいいのか、ということを中心に実体験と欧米の文献を中心に検討した… もっと読む
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しばらく全く記事を書いていなかったが、コロナ禍を挟んで最近しきりに「リスキリング(Re-skil…

ブログ記事再掲:燃え尽き症候群の海外のドキュメンタリー

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(16)第5部:職場におけるストレス環境:ストレスをもたらす職場の環境因子

前回は職場の環境が個々人に与えるストレスの背景について解説を加えた。 近年ますます増加し…

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(15)第5部:職場におけるストレス環境:職場環境の燃え尽き症候群に対する影響

ここまで燃え尽き症候群という状態を個人という観点から見てきた。 第一部では主に燃え尽き症…

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(14)第三部:燃え尽き症候群からの立ち直り・総論;その⑤自分の人生の意味を知る

第三部では燃え尽き症候群からの立ち直りのためにどのように自分の人生を再構築していくかとい…

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(13)第三部:燃え尽き症候群からの立ち直り・総論;その④自分の願望の構造

第三部の燃え尽き症候群からの立ち直りとしてこれまで医学的側面、人生の精神的な変遷、そして…

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(12)第三部:燃え尽き症候群からの立ち直り・総論;その③ 変化を妨げる心の棘

前回は主にユング派の考えを元に、人生における精神的な変遷の過程について解説した。 親を中心とする周囲の影響からパーソナリティーが形成されていく時期である幼児期、社会的な役割への自己の投影を行うようになっていく青年期、そしてその社会的役割と本来の自分の願望などが乖離を起こし精神的に不安定となるミッドライフクライシスを超えて(あるいは超えられず)、本来の自分の願望と意識される自分が統合され自己の責任の元に等身大の人生を生きられるようになる個人化 ( Individuation

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(11)第三部:燃え尽き症候群からの立ち直り・総論;その②人生の変遷

前回は燃え尽き症候群が医学的にはどのように解釈され治療の方針が示されているか、ということ…

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(10)第三部:燃え尽き症候群からの立ち直り・総論;その①医学的見地から

第一部では燃え尽き症候群の病像とその診断を、第二部では燃え尽き症候群の背景とその原因を解…

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(9)第二部:燃え尽き症候群の原因と背景;その④ 自分の中の”資源”を知る

前回は燃え尽き症候群に繋がりやすいとされるパーソナリティというものを解説した。 持って生…

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(8)第二部:燃え尽き症候群の原因と背景;その③ 自分のパーソナリティを知る

前回は、個々の人間にそれぞれのパーソナリティがあり、それに基づいた物事の捉え方が長年かけ…

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(7)第二部:燃え尽き症候群の原因と背景;その② 個人の考え方の仕組み

前回の記事では、燃え尽き症候群を引き起こす原因となるものとして現代の労働環境を取り巻く環…

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(6)第二部:燃え尽き症候群の原因と背景;その① はじめに

はじめに 第一部では5回に分けて、燃え尽き症候群がどのようなもので、どのような病像を取り…

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(5)第一部:燃え尽き症候群とはどのようなものか その④:あなたは燃え尽き症候群に陥っているのか?

前回まで、燃え尽き症候群がどのような病像を示し、どのように進行していくのか、ということを見てきた。 今回は、実際にあなたの体調不良やメンタル面での不調が燃え尽き症候群からのものなのか見ていきたい。 燃え尽き症候群のセルフチェック用質問票 燃え尽き症候群は元々1970年代にアメリカの複数の研究者によって、医療職や福祉・介護といったヒューマンサービス分野で”感情的な憔悴感”や”意欲の低下”などの特徴的な症状を示す人々が多発している、という形で初めて報告された。 この”燃え

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