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公開戯曲 - 「怪物」(2014年12月上演)

「俺には、俺の罪が分からない…」

戦後の混乱期のただ中にある廃墟の街で、連続殺人事件が起きた。
被害者は皆、両目をつぶされ、体を焼かれていた。その凄惨な殺し方に、人々はこう噂した。

怪物が現れた—と。

事件の捜査にあたっていた刑事・若林は、捕らえられたばかりの犯人と向き合っていた。人々からせむしと呼ばれた片腕の男は、体中に私刑の傷を負い、牢につながれている。人々は彼を犯人と決めて疑わなかったが、若林だけは小さな疑念をぬぐい去れずにいた…。

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