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変わり者になる勇気

Be the change that you wish to see in the world.
 あなたが見たいと思う世界の「変化」にあなた自身がなりなさい。

マハトマ・ガンジーの言葉

中年女性のデジタル・リスキリングと社会復帰についての取り組み、その名も「おかんDX」。その妄想(+活動 ← 一応色々やっています)を他の人にも知ってほしい、そして一緒に取り組む仲間がほしいと思い、とあるビジネスアイデアコンテストに応募しています。

現在、選考用のプレゼン動画を作成しています。なぜ中年女性をターゲットにするのか、何を目的としているのか、やったところで社会的な意味があるのか、など、ひとつずつ言語化し、形にしています。

「DX」って面白そう。子育てもかなり余裕ができ、かつ、社会経験もある「オカン」世代なら、リスキリングすれば社会復帰のキッカケに良いんじゃない?と思い始めて早1年。色々な学びは得たものの、仕事に結びつけられないジレンマと、お金にならないなら勉強しても意味ないんじゃない?という虚無感だけが増しています。

自分の中では「これ、絶対イケてる」と思うアイデアも、人に伝えようとするとなかなか難しいものです。プレゼン資料を作っても、次の日見返すと自分でも「このオバちゃん、何言うてるん?」と思うことも多く。

何より「こんなめんどくさそうなオバちゃんに仕事回そうと思う人、いてなさそうやなぁ…。」と、自分の変人度合いに、自分で引いてしまうこともしばしば。

とはいえ、そう言ってても何も始まらないので、アイデアコンテストに提出します。応募して人に言うたら、やるしかない。

アイデアが認められると大きなプレゼン機会が得られるのですが、そうなると実現に向けてどんどんアクションを起こしていかないといけません。

今、スーパー以外ほぼ出かけず家族以外ほぼ人と会わない生活をしている私が、そんな活動的な生活ができるのか?とか、結局仕事にならなくて無力感だけが増すんじゃない?とか。

やる前から色々考えてしまいます。

行動出来ない日々が続いているのは「行動さえしなければ失敗することはない」と、自分で思い込んでいるから。

この考えを自分で叩き割るのがめちゃくちゃしんどいです。

そして、アイデアが認められなかったらどうするか。

正直、認められない方がホッとするのかも。「ほらな、オバちゃんがDXなんて、あり得へんねん。さっさとパートかバイト探して、扶養範囲で働いとき。」と言う自分が垣間見える。

それでも、そんな自分は「まぁまぁ、そう言わんと」といなして、自分ができる形で、少しずつ行動していくありません。自分の学びを深め、一緒に学ぶ人を見つけ、誰かの役に立つ仕事に繋げる。

コンテストは明日締め切りですが「もぅ、こんな変人みたいなプレゼン出すの、やめておこうかな」と言う自分がいるので、書き出してそいつをいなしておこうと思いました。

「変人」じゃないのよ。「変化」なの。世の中が変わる前にはそんな人がいないから、「変わり者」に見えるだけ。

そう自分に言い聞かせています。

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