見出し画像

昭和歌謡 『花と小父さん』

昭和42年の曲『花と小父さん』


小さい花にくちづけをしたら
小さい声で僕に言ったよ
小父さんあなたは優しい人ね
私を摘んでお家につれてって
私はあなたのお部屋の中で
一生懸命咲いて慰めてあげるわ
どうせ短い私の命
小父さん見てて終わるまで

可愛い花をぼくは摘んで
部屋の机に飾っておいた
毎日僕は急いで家に 
帰って花とお話をした
小さいままで可愛いままで
或る朝花は散っていったよ
約束通り僕は見ていた
花の生命の終わるまで

約束通り僕は見ていた
花の生命の終わるまで
唄 伊東きよ子
作詞作曲 浜口庫之助


子ども心にもこの曲を聴くと
儚いような哀しいような
少し怪しいような
不思議な気持ちになりました。


花と小父さん

この擬人法
何かの比喩なんでしょうか。



元々は植木等さんのために書かれた曲なのだとか。
意外な事実でした。