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卒業文集

ノーベル賞を受賞したとき
あるいは、
犯罪者になったとき

マスコミはその人の為人ひととなりを伝えるために、卒業文集を紹介する。

我が家でも、家のどこかに眠っているはずだけど、今は行方知れずになっている。

そんな古い文集をマスコミの方々は同級生の家々を駆けずり回って探してくるのだろうか。

確か、小学校の卒業文集の巻末に、好きな言葉を書くコーナーがあった。

自分が何を書いたか忘れてしまったけれど、誰かが

壁に耳あり 障子に目あり

と書いていた。

とても、卒業文集に残すような名言ではない。

おそらく、ふざけて書いたに違いない。


新幹線に乗って
ほろ酔いで
上機嫌で
ペラペラ喋ったことを
誰かに聞かれている可能性もある。

人に聞かれて困るような話ではないにしても、

どこで、誰に聞かれているか、
わからない。

そう、
どこで老婆が聞き耳を立てているかわからない。
聞かれたら、最後。
noteに書かれることは必至。

油断大敵。

(昨日の記事のつづきです)