〽️あの人と別れた理由は
　何でもないの

ご存知、
中条きよしさんの『理由』です。

理由と書いて「わけ」と読ませる
センスはさすが山口洋子さん。

女優から銀座のクラブオーナーへ。
作詞家、そして直木賞作家でもあります。

漢字に無理矢理ルビを振って読ませる当て字はいろいろあります。


本気と書いてマジ

刑事と書いてデカ

首領と書いてドン

石野真子さんが歌っていたのは
『わたしの首領』

そういえば、
男闘呼組　（おとこぐみ）という
4人組のロックグループがいましたね。
ジャニーズには珍しく、
ちょっと不良っぽい雰囲気でした。

本気（マジ）
夜露死苦（よろしく）
など、ヤンチャな人たちは、なぜか
この手のイカツイ言葉が好みのようです。

外国語由来の言葉も気になります。

浪漫と書けば
文字通りロマンの香り。


狙撃手　　スナイパー
摩天楼　　スカイスクレイパー
などは、いかにも森村誠一さんの作品に出てきそうなイメージ。

免許証　　ライセンス
超能力者　エスパー
聖域　　　サンクチュアリー

漢字表記だけでいいような気がしますが、英語のルビを振りたがるのはなぜ？

輪舞曲　ロンド
遁走曲　フーガ
鎮魂歌　レクイエム
など音楽関係も多い。

伴天連　バテレン
耶蘇　　ヤソ
耶蘇会　イエズス会
など宣教師、キリスト教関係の漢字もあります。
寓話集のイソップは
伊曽保と書く。
この辺りは古い小説や日本史の教科書に出ていた記憶があります。

煙草　タバコ　はポルトガル語由来で
煙管　キセル　はカンボジア語由来
だそうですが、今ではすっかり日本語になっています。

嗜好品関係で最も身近なのは、
珈琲ではないでしょうか。

コーヒーを珈琲と書くだけで
こだわりが感じられます。


コメダ珈琲店、上島珈琲店、珈琲館、椿屋珈琲など。
街中でよく見かける喫茶店。
名古屋発の支留比亜珈琲店（シルビアコーヒーてん）というお店もあります。

こんな純喫茶もどこかで見た覚えがあります。
伯剌西爾　ブラジル

そして難解なのが
人の名前。

以前、
光宙と書いてピカチューと読ませる
とキラキラネームが話題になったことがありますが、
ウソかホントかわかりません。


ここまでくると、もう頓知クイズです。

話題の西武ライオンズ
ドラフト1位の隅田知一郎投手は
知一郎と書いてちひろと読むそうです。

字面は普通に見えて実は珍名さん。
なるほど！
まさに名前の変化球。

思いつくまま
とりとめのない話になりましたが、
もっともっとたくさんありそうな
当て字や珍名さん。

更に研究してみたいと思います。