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雑草との闘い、そして広島ランチ

数か月ぶりの実家は、恐ろしく雑草が繁茂し、とりわけ夏を越すと人の背丈ほどに伸びた草や枝が絡み合い密林状態に。
勝手口までの自転車の通路が確保できなくなっていた。

そこで、月曜日の朝5時から、剪定バサミを片手にチョキチョキを始めた。
実はその前の晩にも暗闇の中で少し作業をした。
その続きを無我夢中でやった。

夢中になると大事なことを忘れがち。それがわたしの悪い癖。

わたしは特異体質といっていいほど、虫に弱いのである。

だから屋外で作業をする際には目の周りを除いて完全防備は必須。


しかし、とにかく、一刻も早く自転車に乗りたいという気持ちがまさっていた。
そして何事もなく作業は完了した。

かのように見えた。

案の定というか、午後になって徐々に症状が出てきた。

時間がたつにつれて、どんどん左の下肢の腫れが酷くなる。
痒くはないのだが、放置すると最終的に象の足になる。

敬老の日なので、一日我慢して翌朝、最寄りの皮膚科へ。
9時に行ったら既に24番目。
待ち時間は40分と言われたが、実際には1時間待った。

初めての受診なので、
「いつもこうなんです。虫のアレルギーで、」と説明すると、


「虫のアレルギーではありません。虫の唾液に対して強く反応する体質です」と断定的に言われた。

高校時代、林間学校で、象足になり、解散後病院に直行したことがある。

あの時から何度病院に行ったことだろう。
両手の指の数では足りない。

年に数回行くこともある。

それにしても、初めて言われた。

虫の唾液に弱い体質?

まぁ、単に虫に弱い体質と言っても差し支えないだろう。

この薬を2週間塗り続けてくださいねと、小さな軟膏をもらって帰ってきた。

もう安心である。


せっかく帰省したのに、台風に見舞われ、スーパーで買い込んだ食材やお弁当などを食べていた。

台風一過の火曜日、
皮膚科から戻って、ランチに行くことになった。


以前偶然入った割烹風のお店を再訪。

ひろしま旬彩 鶴乃や本店

繁華街本通りの一本裏の通り。
国際ホテルと釜めし酔心の近く。


去年、目当てのお店が潰れていたので、やむなくここに飛び込んだところ、大当たりだった。

その時もカウンターに座った。

程なくして一人で入ってきたお客が、どう見てもあの金本知憲氏にしか見えなかった。
常連らしく、殆ど言葉を交わさなくても、ツーカーで日本酒が出てくる。
そして酒の肴も。

ジロジロ見ることはできなかったが、どう見てもあのアニキである。

ひとことも喋らず、静かに飲んで食べて、ささっと出ていった。

テレビで見るアニキより
数段カッコよかった。

レジ前に飾ってあるサインは
お笑い芸人、カープの選手のものが多い。

佐々岡コーチのサインもある。(現広島カープ監督)

今でもあの人は金本氏だったと信じている。


今回2度目の訪問で、
いただいたのは、

ひろしま名物お重

カキフライ、小イワシの天ぷら、がんす(魚のすり身にパン粉をまぶして揚げたもの)
うにホーレン、穴子めし。
広島名物がてんこ盛り。
同伴者は広島海鮮丼。
焼きガキがのっているのが珍らしく、お味噌汁、野菜の炊き合わせ付き。

サラリーマンや常連の方は、お得なおまかせ御膳や刺身定食を頼む方が多いようです。

お昼の定食は大体900〜2500円ぐらい。

夜はお酒とともに、旬のお料理が楽しめそうです。
広島の隠れた名店のご紹介でした。