孫愛について考えてみた

こんにちは

今日のテーマは孫です。

如何にも老婆に相応しいテーマじゃ
ありませんか⁈

今から20年ちょっと昔
大泉逸郎の『孫』という曲が
大ヒットしました。
大泉さんはもともとは山形のさくらんぼ農家の経営者でした。
舞台衣装は素敵な和服で決めていましたが、いかにもという風貌でした。

そんな方が
2000年、レコード大賞にノミネート紅白歌合戦にも出場されました。


〽︎ なんでこんなに 可愛いのかよ
  孫という名の宝物
  じいちゃんあんたに
  そっくりだよと
  人に言われりゃ嬉しくなって
  下がる目じりが
  下がる目じりが えびす顔

失礼ながら
当時は何の捻りもない素朴な歌詞に

なんでこんなにヒットしてるのかよ?
なんて思ったものです。

因みに同年のヒット曲は

 サザンオールスターズ TSUNAMI

   福山雅治 桜坂

 SMAP  らいおんハート

 hitomi  LOVE2000

  浜崎あゆみやMISIAの曲も。

演歌のヒットがいかに異色だったかが
わかりますね。

そして
あれから20余年
老婆もじじばばの心情がわかる年頃になりました。

孫への愛を
これほど過不足なく
ストレートに表現している歌詞があるでしょうか!

これはじじばばから孫へのラブレターにほかなりません。

孫を可愛がるのは
我が子にああもしてやりたかった
こうもしてやりたかったという  
疼くような後悔の念と罪滅ぼしに似た感情の裏返し?
かもしれません。

子育て途上では親も未熟です。
感情的になって叱りすぎたり。

二度とない貴重な時間を
もっと余裕をもって子と向き合えなかったのかと悔むことしきりです。

それでも今は我が子もそれなりに
一人前に成長し
孫の顔も見せてくれました。

孫の無垢な笑顔は
最高の心の栄養です。

この気持ち
しっかり『孫』の2番の歌詞に
反映されていました。

〽︎ もみじみたいに小さな手でも
  いまにつかむよ幸せを
  仕事いちずで果たせなかった
  親の役割代わりの孫に
  今は返して
  今は返して いるところ


最近になって漸く知った
2番の歌詞こそ
この歌のテーマだったのかもね。。。

20年の歳月を経てやっと
大ヒットの理由が
わかった気がします。  

ところで

ばあちゃん子は三文安い
そんなことばもあります。
孫のねこ可愛がりには
くれぐれも注意しましょう。