見出し画像

QRコードでホームドア革命

近年、駅のホームドアの設置が進んでおります。転落事故の防止や、視覚障害者の安全確保など、そのメリットは大きいです。

ホームドアの設置には、車両側とホーム側の機器を設置する必要があります。しかし、車両側の機器を設置するには、車両の改修が必要で、費用がかかります。

都営浅草線は、相互乗り入れする京急、京成、北総、芝山の4線の各社と費用面で合意できず、ホームドア化が遅れていました。

そこで、都交通局は、QRコードを用いたホームドア開閉連動技術を開発しました。この技術では、車両ドアにQRコードを貼り、ホーム側のカメラで読み取ることで、車両の編成車両数やドア数などの情報を取得し、ホームドアの開閉を制御します。

この技術のメリットは、車両側の機器を設置する必要がなく、車両改修費が大幅に削減できることです。浅草線では、この技術を採用することで、車両改修費が約20億円から約270万円に減りました。

それでも、設置率が5割にとどまっているのは、工事の難しさや原材料不足などの課題があるためです。
特に、ホームが狭い駅では、通路幅を確保する大規模工事が必要になります。また、原材料価格の上昇も、設置費用の増加につながっています。

今後は、こうした課題を解決しながら、ホームドアの設置をさらに進めていくことが求められています。


🌘こちらもよろしくお願いいたします🌖🌒

X(Twitter):
  👉 https://twitter.com/kch_homma/
Facebook:
  👉 https://www.facebook.com/homma.kch.9/
Instagram:
  👉 https://www.instagram.com/kch.homma/

#中小企業 #小規模企業 #小規模事業 #駅


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?