見出し画像

rakugo1000 (153) : 林家彦いち「泣いたチビ玉」

概要
大衆演劇の劇場。チビっ子玉三郎の公演が人気で観客は今日もチビ玉とおっかさんの別れの現場に「チビ玉っ!」と掛け声を送る。
おひねりやプレゼントが投げ込まれ幕が閉まり、一息つくチビ玉。実はもう御年65歳の大ベテラン。密着取材のオファーは、「学校いったりするわけじゃないし、行くのは同級生がやってるスナックだよ」とお断り。そろそろチビ玉引退を前向きに考え始めた。
そんななか、関係者の小学生の息子がもういい具合の歳になってきたと聞く。劇団がオハコにしている芝居のセリフも入っているというので、早速チビ玉が得意役にしていた「泣いた赤鬼」の赤鬼役に抜擢するのだが…。

今日聴いた噺
19/12/12 SWAリターンズ〜SWA傑作選
オープニングトーク
柳家喬太郎 八月下旬
春風亭昇太 心をこめて
林家彦いち 泣いたチビ玉
三遊亭白鳥 奥山病院綺譚
エンディングトーク

プチメモ
行ってきました。リターンズ。
4人が沢山集まり話し合い作り上げたもの、と思うととにかく愛おしい公演でした。
実際メンバーが杞憂していたとおり、結構な割合の人がSWA初のお客さんで。私もそうだったけどねw 落語界は8年で大きく動いたんだねぇ。
前半の喬太郎さんも昇太さんも後ろの噺につながる要素を散りばめながらの進行。そして回収していく彦いちさん、白鳥さん。彼らの畳み方も本当に脱帽でした。細かいところは明日に持ち越しで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?