rakugo1000 (8):春風亭昇太 「愛犬チャッピー」

概要
昇太さんの新作で象徴的な作品と言われているもの。少女趣味な飼い主に飼われた柴犬チャッピーが、フリフリの服を着せられたり、トイレの場所を制限されたり、やたらにハグされたりすることを嘆きまくる。
ちょっと聴くと可愛い噺のようだけど、衝撃的なサゲが待ってて、そういうところに昇太イズムを感じる作品。

今日聞いた噺
春風亭昇太 愛犬チャッピー
https://www.youtube.com/watc

もっとみる

rakugo1000 (7):立川談洲 「つい言っちゃう」

概要
父親に執拗に見合いを進められる娘が、男友達につきあってるふりを頼む。

今日聞いた話
19/07/19 下丸子らくご倶楽部
立川談洲 つい言っちゃう
三遊亭兼太郎 ん廻し
立川志ら乃 鰻屋
林家彦いち という。
三遊亭兼好 大安売り
桃月庵白酒 青菜

プチメモ
初めて談洲さんの新作を聴いたけど、さすが談笑一門!って感じだったなぁ。
彦いちさんの「という。」はお年寄りの多い下丸子向けにい

もっとみる

rakugo1000 (6):三遊亭白鳥 「任侠流れの豚次伝 第5話 天王寺代官切り」

概要
豚次シリーズは、もともと第3話になっている「任侠流山動物園」がスタートになっているのだけど、流山で象の政五郎兄貴から託された遺言をもとに、西へいく豚次。5話目は大阪、天王寺動物園での野犬たちとの闘争劇。いかんせん、天王寺動物園は個人的にも懐かしい場所なので、周辺や西成の描写にニンマリ。このシリーズ、後ろにいくごとに、豚次がどんどんかっこよくなってるんだよなぁ…。

今日聴いた噺
19/07/

もっとみる

第三回立川がじら独演会レポート

令和最初の海の日である7月15日(月)に、第三回独演会を催しました。
春に独演会を始めてから、毎回特異な状況にあり、ドキュメントとしては(自分がそれを面白くできているかは別にして)興味深いものになっていたかと思います。
このあたりのことは、高座で喋りますのでぜひともお越しください。

『かぼちゃ屋』一席目は恒例の前座噺。
口慣れた噺ではあるのですが、独演会でやるならとギャグを足したり変えたりしてみ

もっとみる

rakugo1000 (5):林家彦いち「悪戯世代」

概要
息子のタカシくんが、たちの悪い悪戯ばっかりして困ると嘆く母親と父親の会話。父親はそれぞれの悪戯を「子供らしくていいじゃない」と楽しんでいる。タカシくんの繰り出す悪戯がやたらに昭和っぽい懐かしいものばかりで、彦いちさんの同世代感にぐっとくる噺。
一家が、祖父母宅に泊まりにいってしまったあと入る空き巣2人組が、これまた古臭くてよくて。家中にしかけられているタカシくんの「罠」に、空き巣がどうなっち

もっとみる

rakugo1000 (4):柳家喬太郎「笑い屋キャリー」

概要
2020年五輪を前に賑わう寄席に、毎日現れ客席真ん中に座る謎の外国人客。彼女の反応の影響で客が離れ、噺家も翻弄されていく…。
意外な彼女の目論見。そしてそれと闘う噺家と意外な元寄席関係者。
内輪受けっぽくも聞こえるけど、寄席大好きな私には最高に笑えて、ツボな人物描写も頻出で大好きな噺。

今日聞いた噺
19/07/16 鈴本演芸場七月中席夜の部
三増紋之助
春風亭一之輔 加賀の千代
柳家小平

もっとみる

rakugo1000 (3):柳家喬太郎「月夜の音」

概要

いきつけの飲み屋でよく飲んでた男女4人が、休眠状態から閉店になったお店のマスターをねぎらうために集まる。マスターのあまり語られなかった過去とこれからが徐々に見えてきたり、4人それぞれの現況や心情が語られるホッコリ、すこし切ない噺。「ハンバーグができるまで」とか「ハワイの雪」とかのように、ステキな心打つ噺で、喬太郎さんのロマンチックさを垣間見れる。

今日聞いた噺

19/07/15 鈴本演

もっとみる

rakugo1000 (2):林家彦いち「遥かなるたぬきうどん」

概要

マッターホルンの山頂に出前を頼まれたうどん屋さんの話。もともと三遊亭圓丈師匠の作品ながら、アウトドア大好きでヒマラヤ登山まで成し遂げた彦いち師匠だけに説得力は抜群。
低酸素状態を回避するための「歌謡曲呼吸法」のくだりが大好き♡

今日聞いた噺

19/07/14 アンドラモンタ寄席
 林家彦いち 猿後家
 入船亭扇辰 阿武松
 入船亭扇辰 茄子娘
 林家彦いち 遥かなるたぬきうどん

プチ

もっとみる

rakugo1000 (1):林家彦いち「という。」

概要

東京から娘を連れて田舎に里帰りした姉と、田舎に居続けてる妹との会話をベースに進む「というのはどう?」フレーズがキーになるおはなし。
サゲに向かって場面が二重、三重構造になっていて、悲しい噺なの?と思ってしまうところも彦いち師匠らしい。

今日聞いた噺

19/07/13 鈴本演芸場七月中席夜の部
 春風亭正朝 蜘蛛駕籠
 江戸屋小猫
 三遊亭歌奴 芝居の喧嘩
 林家彦いち という。

もっとみる

19/06/23 十条こいはち

瀧川鯉八 長崎
瀧川鯉八 新日本風土記
三遊亭小笑 くしゃみ講釈
瀧川鯉八 おはぎちゃん

十条のシネカフェ・ソトの最終公演。3度くることができたけど、いい空間だし、ちょうどいい人数で、いつもいつも快適だった。終わってしまうのはとても残念…。

久々に「長崎」と「新日本風土記」が聴けて多幸感。しぶらくでかけていたようで、聞き逃しを悔いていたから余計に嬉しくて。

そして初めて生で聴けた「おはぎちゃ

もっとみる