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rakugo1000 (116) : 三遊亭白鳥「萩の月由来」

概要
仙台の宿場付近。旅のものが客引きをされているなか、身なりがボロボロな左甚五郎は誰からも声がかからない。ところが、小さな子どもが声をかけてきて、「うちの宿屋に泊まってくれよ」という。それでは、と行ってみたところ、まるで倉庫のような外観の建物。旅籠の名前は「ねずみや」。布団も満足になく、夕食に何を食べたいと聞かれるも「おはぎが大好きだから買ってくれ」とねだられる始末。
主人はというと、腰の立たない状態の父親だが、実はこの親子、もともとは正面にある「とらや」の主人と息子だった。
転落した身の上話を聴き、心動いた甚五郎が、「ねずみや」のためにねずみの置物を掘ったところ、その置物に生命がやどり、なんと人々に夢と希望をあふれるあのキャラ的なものに大変身して…。

古典落語「ねずみ」の大改作。

今日聴いた噺
19/11/05 鈴本演芸場十一月上席夜の部
橘家文蔵 目薬
三遊亭天どん 不良クラブ
ダーク広和
橘家圓太郎 うどん屋
林家彦いち 遥かなるたぬきうどん
笑組
柳家勧之助 熊の皮
林家正楽
三遊亭白鳥 萩の月由来

プチメモ
博多天神ロスをカバーするかのように鈴本へ。みんなで見るのも楽しいけど1人とか少人数で聴くのもやはりよい。今日はべんさんがお供してくれて。
しかし、先席の上野との違いたるや!なんだろう、演者が全員肉食獣的なイメージwww 大好きな人ばかりなんだけど、まぁ、どこを切っても火傷しそうな。
個人的には圓太郎さんが正蔵さんの代演であがってくれたのがラッキーで^ ^
全ての流れが好みになった瞬間でした。そして、彦いちさんとのうどん屋リレー、素晴らしい!
白鳥さんの「萩の月由来」は前半だけ聴いていると、白鳥さんちゃんと古典やれるんじゃん!と思うのだけど、後半がもうねぇぇぇぇ。。。CD化されないのも納得です。

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