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rakugo1000 (103) : 古今亭志ん五「出目金」

概要
夜店で出目金をお父さんに買ってもらった男の子。けれど、「出目金なのに目が小さい!」とちょっと不満を漏らす。「まだ子供だからいずれ大きくなったら変わってくるよ」と言われたが納得できずぶーたれたりする。
その声を聴いていた出目金が、翌朝いなくなっていた。傷ついてしまって家出をしたのだ。排水溝から川に逃げ込み、川岸にある寿司屋(ここの店長が一体何の魚のか、というのは大いなる疑問w)に寄ったりしながら、出目金は修行の旅に出ることに。この旅、一体どうなるのか…?

映画「の・ようなもの のようなもの」のために、志ん五さんが志ん八時代に作った作品。

今日聴いた噺
19/10/23 鈴本演芸場十月下席夜の部
柳家花いち 猫と金魚
ストレート松浦
古今亭文菊 権助提灯
古今亭志ん五 出目金
おしどり
入船亭扇辰 お血脈
柳家小ゑん 下町せんべい
アサダ二世
隅田川馬石 時そば
ホームラン
林家彦いち 青畳の女

プチメモ
ほぼ冒頭から聴けた夜の部。スト松さんが見たかったので安心。最近はラグビーの影響もあって、大好きなジャグリング、ニュージーランドの「ポイ」を演ってくれるので、嬉しいのです。
文菊さんは、「権助提灯」。なんだかすごく似合ってる。やっぱり女形やらせるといいよね。文菊さんは。目の使い方がすごくらしくてセクシー!
扇辰さんの「お血脈」小ゑんさんの「下町せんべい」と慣れ親しんだ好きな噺が聴けてお仲入り。
馬石さんの「時そば」は初で、お蕎麦の食べ方がちょっと独特だなぁ、とか思いながらじーっと眺めてしましましたよ。
今日のトリネタは、大好きで大好きでほんとやばいくらいの「青畳の女」。彦いち落語のトップ3に入る。トモエちゃんの巴投げは今日は2度!鈴本の高座だと、安心してみてられますw 座ってらっしゃるところには高さがないから。
そうそう、ヒザのホームラン先生。勘太郎さんが降りる直前、よろけてちょっとドキドキしちゃった。大丈夫だったかしら…。病気からの復活すぐなので、心配です。

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