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小中高大・代表で主将を経験して感じるリーダーの在り方

私は小学校3年生から大学4年生までの14年間、野球を続けてきました。

その間、小学生から大学生まで、そして代表チームにおいても常に主将という役割を担ってきました。この責任あるポジションがなぜ僕に与えられたのか、また、この役割を果たしてきた中で僕が大事にしてきたことを振り返りたいと思います。

なぜ主将という役割を与えられたのか

僕の性格は、あまり前に出るタイプではありません。自分の仕事を黙々とこなすことに長けており、人に指示を出したり、大きな声で周りを鼓舞するようなことは自然にはできませんでした。

しかし、目標に向かってコツコツと努力を積み重ねる姿勢は、多くの人々に評価されました。僕は背中で引っ張るタイプのリーダーとして、チームメイトからの信頼を得ることができたのだと思います。

特に慶應義塾大学野球部では、学年間の投票にて主将に選出されました。

役割の中で大事にしてきたこと

リーダーとして、常に組織の目標やビジョンを明確に示すことを心掛けてきました。チームの全員が共通の目的に向かって行動することが、最も効果的な動きを生み出すと信じていました。

個々の行動が目標に沿っていれば、それは正しいと評価し、目標に達していない場合は、それについて話し合う必要があると考えていました。

また、組織のメンバー、一人ひとりがそれぞれに得意なことがあると捉え、全員がその強みを生かせるような環境作りを大切にしてきました。自分自身も完璧ではなく、得意なことも苦手なこともあるので、他の人の強みを尊重し、その能力を最大限に発揮できるよう助けることがリーダーの役割だと考えていました。

感謝の気持ちを常に持ち、それを表現することも心掛けてきました。僕は、チームメイトやスタッフに対して「ありがとう」と伝えることで、ポジティブな関係を築くことができたと感じています。これにより、メンバー全員が自分の良さを最大限に発揮し、組織全体が強くなることができたと思っています。

リーダーとしての僕の在り方は、自己主張が強いわけではなく、静かに、しかし、確実にチームを引っ張ることを意識してきました。

この経験から学んだことは、どんな環境においても応用可能であり、僕のこれからの人生にも大いに役立つと確信しています。

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