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オンライン英語コーチが教室でティーチングすることになりました

不思議なご縁をいただきまして、しばらくの間、ある教室で授業を担当することになりました。2020年ごろ、急なコロナ禍対応で先生方が戸惑ったり、さまざまな工夫をされたりしていたのを遠目に眺めていましたが、いま私のところではその裏返しのようなことが起きています。

たとえば、オンラインからリアルへの切り替え。これだけでもう机や椅子、実際の教室、建物などがぶわっと一挙に生まれてきます。荷物を持って歩いたり、階段を上ったり下りたりすることになります。教室の場所、備品や機材の使い方を学ばなくてはなりません。紙ベースのやりとりは極力少なくしていますが、それでもいくらか発生します。通勤と宿泊が生まれ、それに伴う時間の管理や経路の確認、予約が生じます。出かけないで有名な私がなんとJRとホテルチェーンの会員になりましたよ。笑

そして、個別から集団への切り替え。一人でやってくる学習者とじっくり向き合い、相手の動きに合わせて動くことに慣れている私が、数十人を一斉に動かす感覚を取り戻せるかどうか。どんな学習者が、どんな集団を形成して、どう変化していくのか。わからないことだらけです。

それに関連して、指定された教科書を使うというのも新鮮な体験です。選んだのは私でも学習者でもなく、そもそも教科書を使いたいかどうか聞いたことも聞かれたこともないのに、私も学習者も同じ本と長期間つきあうことがすでに決まっているのです。テイラーメイドから見ると、色もサイズもデザインもお構いなしで「はい、これ」と渡されるなんてずいぶん荒っぽいですが、ま、福袋のような楽しみがあるとも言えるかな。どうでしょう。

私にとっての大きなチャレンジは、大人の学習者向けのコーチングと、教室でのティーチングの両立です。体力的、時間的に自由に使える量が減るなか、これまでどおりのクオリティを保つために、どうバランスを取っていくか。新たな挑戦です。


Photo by 2y.kang on Unsplash

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