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『まなびのはなし』、どうぞよろしくお願いします

『まなびのはなし』というポッドキャストが始まりました。ニューヨークの松川倫子さんと、週1ペースでおしゃべり&配信しています。

ことの発端は、私が持ち込んだ言語の先生向け講座の企画でした。倫子さんに講座のデザインと講師をお願いしてご快諾いただき、計画を進める中で、定期的に会って教育や学びについて話し合う機会がうまれました。その後、企画そのものは保留になったのですが、「この定期的な話し合いは続けよっか」となり、ポッドキャストのアイディアにつながりました。

「大人の学びをサポートしている二人が、それぞれ見つけた・考えたことを、話したいから話しています」

と言うだけあって、本当に二人が話したいことを、話したいように話しています。ときには聴く側を置いてけぼりにしてしまっていることもあるかもしれません。笑

収録は事前にトピックを決めて、それぞれ話したいことをなんとなく考えておくようにしています。当日はぶっつけ本番で、普段どおりの気楽なおしゃべり。台本がないので、収録後に「あぁ、あれを言えばよかった」となることがありますが、ま、それはそれで。言い残しやモヤモヤを次のトピックにして深掘りする、なんてこともアリです。

私と倫子さんには、教育、留学、コーチングなどの共通点があります。が、違うところもいろいろあります。また、10年以上の付き合いを経てお互いに知っていることがある一方、まったく知らなかった・知られていなかったこともあります。出会ってから変化したこと、何年経っても変わらないこともあります。

そんなこんなで楽しくやっていたら、あっという間に10週が過ぎました。これまでに配信したエピソードは以下のとおりです。

#01. 自己紹介
第1回で「自己紹介」といえば、普通は自分の出身や職業、趣味などを語るものですが、ここではお互いの学びとの関わり歴を確認しあい、二人の出会いを振り返り、自己紹介という経験について語っちゃってます。

#02. 各種AIツールと学びの交差点
ChatGPT、DeepL、Grammarly、DALL-E などが私たちの学びにどう絡んでくるのか。英語ネイティブでアメリカ的な AI ツールたちが日本人の学びに与える影響についても考えてみました。

#03. ティーチングとコーチングと私たち
ティーチングとコーチングの両方を使う二人の似ているところ・違うところ、それぞれの使いどころ、コーチングに対する “あるある” な反応、コーチングを取り巻く環境がこの10年でどう変化したか、などについて話しました。

#04. 「まなび」とは
そもそも「まなび」って何? どういう意味で使っている? どんなときに意識する? など、二人の「まなび観」をシェアしました。その上で、それぞれが大人になってから学んだ(と思っている)ことを3つずつ発表しました。

#05. 学習スタイル、いろいろ
Kamiya English Coaching のテイラーメイド、集合研修や教室での多様性、観察から学ぶこと、経験学習、自分の学習スタイルなどに対する考え、意見を交換しました。

#06. 性格特性アセスツールの便利さと限界
質問に答えていくと「あなたはこのタイプ」と教えてくれる性格特性診断テスト。実際にやってみた上で感じたことを話しました。私は普段こういうテストをやらないタイプ(笑)なので新鮮な体験でした。

#07. 学習者に紹介する「学びのリソース」
すでに多くのリソースを持っている大人の学習者を相手に、数多ある情報の中から何をどう選んで届けるのか。私たちはサンタなのか。学習者に「どうして私に必要なものがわかったんですか?」と聞かれたときの答えは?

#08. 自己効力感 - self efficacy - について
「いま自己効力感が下がってるな」と感じている倫子さんと、とにかく自信がない私。自己効力感は高ければ高いほどいいのか? 学習者の自己効力感を上げるためにしていることは? など。

#09. メタ認知力 - metacognition skill - について
大人が学ぶ場面で積極的に取り入れられているメタ認知。リーダーシップを学ぶ場合と第二言語を学ぶ場合に共通すること、それぞれにどんなメタファーを使ってイメージしてもらうのかなどを紹介しました。

#10. 読みものとの向き合い方(仮)※4/19配信予定
読みものに親しんでいる人たちへの憧れを抱えながら、読むことを楽しめない私と、大量の読みものにざっと目を通して必要な情報を拾える倫子さん。読みながらメモを取る・取らない? アメリカの大学図書館のすごさについて、など。



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