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SNSと詐欺の関係性

お金がないからといって安易な方向に流れないでほしいですね。

投資詐欺などもまた増え出したそうなので、このような記事を書いていこうと思います。


『詐欺師のハロー効果』

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情報はネットに流れまくってるのに、

情報を知らないだけで「情報弱者」として、詐欺師にカモられて、高いお金払って「詐欺集団の養分」になる人が、なぜこんなにも多いのでしょうか。

例えば、何十回もみた札束の山プレゼント企画をリツイートしてる人たちはたくさんいましたよね。

安易にお金を得ようとして、自身の身を危険に晒しているようなものです。


はっきり言えば、SNS時代だからこーなってしまったのでしょう。

本が主流の時代は自費出版にしてもお金がかかるし、ある程度の信用を置ける人しか本を書いて出版できなかった。

それがSNSの発達によって、今やプロフィールや自身の経歴は簡単に盛れて、詐称できるようになってしまった。

「過去の実績をもとに独立して先生になりました!」って言えば、誰でも先生になれる時代になりました。

過去の実績、自分の過去なんかいくらでも作り替えられるのがSNSです。

そして今の時代は、そのSNSのプロフィールで信じていくしかない状態になっています。


それらを含めて話していきますが、

20~30代で人生語る人や意識高いこと言ってる人は、基本的に僕を含めて99%「カス」か「詐欺師」です。

札束広げ、どこからか拾ってきた画像にIDを書き込み、あたかも成功してる風に見せかけてる連中がほとんどです。

これを心理学的な用語でハロー効果っていいます。

ハロー効果に関する記事はコチラ。

このハロー効果とは、

「どんな話をするか」ではなく、「誰が話すか」というのが、説得力があるかどうかを左右してる、という心理学です。

昔の結婚詐欺師も同じだったと思います。

お見合いで素敵な男性を演出し、会社経営者などと偽り、資金繰りのためにお金を婚約者から要求し続けるというものです。

昔も同じように「見せかけたプロフィール」で詐欺は行われてきました。

現代ではSNSを使い、自分があたかも成功しているように見せることで、「信者を集めよう」という意図があります。

そしてその信者からお金を搾取するというのがというのが定石となりつつあります。


『詐欺師は他人をコントロールする』

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狡猾に人をだますことを常に考えている人間は、基本的に饒舌で嘘も上手く、言い逃れや責任転嫁もお手の物でしょう。

その意図には、「他人をコントロールし、お金を搾取しよう」というものが根底にあるでしょう。

ここで出て来ました「コントロールすること」がまた深くかかわってきます。

人間は他人をコントロールしたい「コントロール欲」というものがありましたよね。

コントロール欲に関する記事はコチラ。(Part1)(Part2)


他人をコントロールし、お金をだまし取るのが詐欺師です。


次のまとめは「ハロー効果」と「コントロール欲」が掛け算となり、登場します。

もしこの2つがあいまいであれば、長いですが先に前記事3つを先にご一読ください。


『ハロー効果×コントロール欲』

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まとめに入ります。

ここでは前項に出て来た「ハロー効果」と「コントロール欲」を掛け算して考えていきます。

活躍する人が言うことなら正しいだろうという「ハロー効果」

他人に影響を与え、支持を集めたい「コントロール欲」

まず自己を認めてもらい、他の人々を自分の力でコントロールしたい(自分の思い通りにしたい)という欲望根底に存在します。

そのために、「影響力を持ち、活躍したい」と考えるようになります。

じゃあ現代ではどうやって影響力を持てばいいか。

「見せかければいい」「バレなければわからない」という答えに行き着く。

ウソかどうかなんてどうでもいい、盛ったプロフィールをでっち上げて

・客や支援者がつけば晴れて成功者
・薄い中身がバレれば偽物

といった具合に、自分の経歴を詐称してでも注目を集めることを考えます。

それは「人をコントロールできる人」という人物を演出することでもあります。

なぜ皆がフォロー数・フォロワー数にこだわるのか、

「自分の影響が与え、人々をコントロールする存在になりたいから」

ではないのでしょうか。

みんなその誰かになりたくて、わざわざ自己ブランディングを偽ってまで、成功してるように見せる必要があります。

それらが「ハロー効果」につながります。

こんな経験をし、こんな経歴を持っているんです僕!っていうプロフィールが一種の「ハロー効果」になります。

SNSに書かれたプロフィールが真実かのようになり、それにハロー効果を感じてしまうことに危機感を感じなければなりません。


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そして上記に書いたことが、詐欺にも使われています。

詐欺師はこの2つを使い、情報弱者からお金を得ています。

「ハロー効果」により成功者と信じ込ませ、お金を使えばあなたもお金持ちになれるよ!と「コントロール」する。

こんなことがSNSでは日常茶飯事で起きていると言っても過言ではないでしょう。

TwitterやInstagramのフォロワー数が多ければ、有名人やすごい人と錯覚するのも、一種の「ハロー効果」になります。

これらを踏まえたうえで、他人のSNSを見なければなりません。

主に自分で他人からお金を得るビジネスをする人間もプロフィールに経歴を書くことがあります。

それらの人たちのやり方は否定しませんが、詐欺師はそれを利用しています。

SNSではそのようなことも考えなければなりませんね。


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