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台湾一周親子自転車旅〈後編⑤〉1日目 高雄〜枋寮

このnote記事は2023年8月に1週間かけて小学5年生と2年生の息子、高校生の姪っ子と自転車で台湾半周(後編)をした旅の記録です。

前回までの話はこちら。


1日目つづき。2023年8月3日。

いよいよ高雄駅に到着。長男も去年のことをよく覚えていて、「ここ前回の自転車旅で来たね」と言っている。そう、まさにここから前編の続き、後編がスタートなのだ。

■1日目コース
台17線→ 臨港線自転車道→台17線→ 大鵬湾環湾自行車道→台17線→ホテル

1日目のコース


高雄駅を出発し、台17線という幹線道路をメインに走り、枋寮を目指す。

高雄駅構内

走る前は台17線は港町や工場地帯を通るためトラックが多く危ないのではと少し心配していた。
しかし、実際にはサイクリングロードが整備されている区間があったり、また車両専用レーンとは別にスクーターと自転車専用レーンが設置されている道路区間が思いの外長く設置されていたりと、比較的安心して走ることができた。

また暑さを心配していた天候も終始曇り空で涼しく、また風もほとんど吹かず、たまに涼しい海風を受ける程度で、理想的だった。

西臨港線自転車道



次男は最初の20キロまでは休みが多くどうなることかと思ったが、徐々にペースがあがり後半はほとんど長い休みは取らずに完走してくれた。体力十分の姪っ子は、長男と次男のペースに合わせて最後尾を漕いでくれた。頼もしい。

屏東に入ったあたりから、行き先上空に雨雲が見えてきたため休みのペースを減らし今日のホテルを目指して、ひたすら脚を動かした。
途中、長男は履いてきた靴が小さく足が痛いということでスリッパにチェンジ、ここからペースが戻ってきた。

今日、偶然走ったサイクリングロードは高雄の西臨港線自転車道と屏東の大鵬湾環湾自行車道。西臨港線自転車道は廃線の線路跡を利用した一般道の脇に立つ樹々の間を走るサイクリングロードで、環湾は海沿いのサイクリングロード、両方とも気持ちのいい区間だった。サイクリングロードを走るのはと同じ距離でもあっという間だ。

大鵬湾環湾自行車道


少し雨に降られたが17時過ぎにホテル到着ー。
姪っ子、長男はもちろんだが、次男も疲れは見せず飄々としている!なかなかやるな。

明日は山場の一つ、峠越え。西海岸から峠を越えて東海岸に向かいます!

■1日目走行距離
56km
※午前中は台北から高雄に新幹線移動

■1日目獲得標高
96m

■1日目宿泊ホテル
枋客文旅

枋寮駅前の清潔感があるなかなかよいホテル。屋上にプールがある。自転車は一階の別の入り口から入った倉庫に置かせてもらった。

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