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『スラムダンク』何度目かの読了もやっぱり感動

「名作」とかけまして、「気長に」と解きます。
その心は、あせることないです。
#褪せる
#焦る

何年かぶりに再読していた『スラムダンク』を読了しました。

ストーリーも結末もしっかり頭に残っていましたが、やっぱり最後は感動します。
途中では笑うところもいっぱいあります。

名作は何度でも楽しめます。
むしろ何度でも楽しめるからこそ名作です。

サプライズなんて必要なく、王道、定番で人を惹きつける魅力を持っています。
下手に気を衒ったものはどうしても一過性にしかなり得ません。

これは漫画、映画、音楽などのエンタメに限らず、どんな仕事にも当てはまるかもしれません。

奇襲を狙ってもそれが継続できるものでなければ、あっという間に廃れるのが世の常です。

一発当てに行くにしても王道を踏まえなければ奇襲たり得ません

『スラムダンク』の試合も最後は奇襲でもなんでもない、基本のシュートが試合を決めました。
#桜木花道
#左手は添えるだけ

花道は天才ですが、試合直前まで基本のシュート練習や基礎練習をしていました。
結局、練習量が揺るぎない自信に繋がるものです。

エンタメの構成としても、主人公の成長とともに挫折や波乱もあり、他の登場人物すべての人間的魅力が描かれる、まさに王道中の王道で読者をずっと惹きつけています。

最後もまだ後に繋がるあの終わり方が、さらに読者にとって『スラムダンク』の世界をずっと終わらせないのです。
本当にずっと
いつまでも語り尽くすことができないのです。

ここもまた名作たる所以です。

久しぶりに読んだ『スラムダンク』でまたいろいろ学ぶことができました。

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