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仕事納め

TVってお正月もあってるよね?

TVは朝も夜もずっと放送されています。今はかなり録画というものが浸透していますが、私が小さい頃は、TVでやっていることは、リアルタイムで行われれていることだと何だか勘違いをしていました。

だから芸能人とか深夜まで大変だなぁとか、さっきは別の局に出ていたのにとか…まあ本当に良くいえば純粋にTVを楽しんでいたし、悪く言えばまんまとTVにハマっていたのかもしれない。

忘れられないのは、小学生の頃あるチャリティの番組で、カンボジア難民のドキュメントにものすごく感動して、あんな大変な人たちがいるのに自分はこんな生活していていいのだろうかと心底思い当時の貯金ありったけを手紙を添えてそのまま寄付をした。 

それくらい感動してしまった。お金を出してくれる人は他にもっといたと思うが…。今思えばちょっと痛い思い出だ。 

ま、それはさておき、TVは24時間生ではない。お正月の番組は収録物もあるし、会社の人もお正月はお休みしている。

もちろん私が以前5年間いた主調整室の仕事は交代制で監視業務を行っている。放送局の最終段の仕事だ。

では、どの様に動いているかというと、コンピューターでデータ化された作業がデータの通りに作動している。だから長期の間のデータの打ち込み作業が行われるわけで、それをしておけば、ほぼ人が関与せずとも放送は行われることになる。

だから、年末年始やゴールデンウィークなどの前には!お休みの間のデータを深夜までかかって打ち込むことになる。

私の今いる部署もニュースの放送枠がイレギュラーになるため、いつもとは違うデータを作っておくことになる。

休みの間に呼び出されたりしないように、ゆっくりお休みを楽しむためにも、しっかりチェックして入力作業を行う。

例年ギリギリまでレギュラー編成だが、働き方改革などの声が聞こえて、今年は早くに番組枠が減ったので、その分早く仕事納めをする事が出来た。

TVが全盛の頃は、元旦の生番組に北に南にと県内泊りがけで出かけて、全国放送の朝の1,2分の放送チャンスに命をかけたこともあった。

それまでの準備万端で夜中は年越し大騒ぎ(ナイショ)、いつも頑張る仕事仲間と一緒の年越しはそれは楽しかった。それが、仕事納めであり、仕事初めであったので、終わりも始まりもなかなか気持ちが良かった。

それを思えば、働き方改革なんて言いながらも、年越しに家にゆっくりいるなんてその頃なら考えられない事だが、今ではすっかり、そんなことはなくなった。

それを理由にある人には堅気でないと言われもしたが、今はそんなことを言われなくてもいいかもしれない。ただ、夜中も遅かったり突然呼び出されたりはあるのだが。

ま、今日はめでたくそんな仕事の仕事納め。休みの間、働く人が戸惑わないように、しっかりデータを分かりやすく一覧にして帰る。

仕事は自分の仕事の先の人が困らないように考えてする必要がある。自分ひとりの仕事ではない。なるだけわかりやすく、シンプルに想像力を働かせて、携わる人が困らないように。念には念を入れて。

2021年も、お陰様で無事に納まりました。

ありがとうございました。また来る2022年に笑顔で働くことができます様に、よろしくお願い致します。

読んでくださりありがとうございます❤️

2021.12.27

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