見出し画像

本気で死を考えたらやりたい事に近付いた話

死のうとした日々

何から書けばいいだろう。
Twitterで私を知る人は、夏からの私が家族の問題で非常にまずいメンタルだったことをご存じかと思う。

詳細は伏せるが、まぁ身内の金問題だ。

自分には何ら非のない事に家族であるが故に巻き込まれ、私はボロボロだった。
下げたくもない頭を下げ、考えの浅い家族に喚き散らし、泣き、そして気付けばマンションのベランダから地面を眺めていた。
普段なら眠っている時間、私は無意識にアスファルトに叩きつけられることで得られる解放に焦がれていたのだ。

最も、この階から身を投げたところで死ねるはずもない。
せいぜい骨折、あるいは打ち所が悪ければ植物状態か。
飛び降りも飛び込みも、うまくやれば一瞬で死ねるけれど他人に迷惑がかかる。
入水や首吊り、薬は自分が苦しい。

何故私が、ろくでなしの家族の為に苦しい思いをして死ぬ必要があるのだ。

ああ、私は死ぬ勇気がないんだ。
こんな風に言い訳を考えるくらいには。

ひとしきり脳味噌を使った後、ようやく到達した答えは実に私らしいものだった。

私がこの考えに辿り着くまでには、多くの人々の励ましがあったことを記さねばならない。

それは身近な友人でも、親戚でもない。

Twitterで繋がった人々だ。

自問自答ファッション講座で繋がった自問自答ガールズの皆さん。
福祉関連のお仕事繋がりの皆さん。
たくさんのリプやDM、いいねも本当にありがとうございました。

私が今ここでこうしてnoteを書いているのも皆さんのお陰です。

今回ほど、SNSをやってて良かったと思ったことはありません。

後悔は1つでも減らす

9月から市の運営する児童施設で働いている。
会計年度職員。ざっくり言えば臨時職員のようなものだ。
契約は年度末まで。

私は児童分野と行政に少しでも絡めると思って入職したので、契約期間については何の不満もない。

ただ、やはりこの頃も家族との関係は最悪で、新しい仕事にも今一つ力が入らなかった。

家にいても家族と話したくなくて狭い自室にこもりきり。
家を出たいのに諸事情でそれも叶わない。

仕事内容は文句ないのに、収入が前職の半分。
この点は『年度末まで貯金を崩す』と決めていたので、そこまでのショックはない。
しかし、それは家族の問題が露呈する以前の考えだ。

もしも次また同じような問題が起こったら、正直私は自分がどうなるか予想もつかない。
衝動的に死ぬか、それとも誰も知らない土地へ身一つで飛び出すか。
はたまた気力をすっかり削がれて、家族に搾取され続ける道を辿るか。

そのどれもが、現実味がなく私らしくないと思った。

え、こんな事で私の人生だめにされるのまっぴらごめんだわ。
無理無理、家族といえどもはや他人だ。
私の生き方変えられてたまるかよ。

狭い部屋でそう思い立って、すぐの事だ。
1つのYouTubeチャンネルに出会った。

私はもともと色んなチャンネルを視聴していて、その日もおすすめに出た番組の中から面白そうなものを見まくっていた。
その中でたまたま、本当にたまたま、同年代の方が未経験でWebライターを始めたという動画を見かけたのだ。

何故この時、その動画にあそこまで惹かれたのか分からない。
でもその動画を見て、唐突に思い出した。

書く仕事がしたいと思っていたことを。

住む場所、家庭環境、自分の才能の無さ。

諦める理由は十分過ぎるほどで、だからこそ今まで考えようともしなかった。

やはり書くことを諦めたくない。
どうせいつ死にたくなるか分からない環境にあるなら、明日にもやって来るかも知れない『その日』にする後悔は1つでも少なくしておきたい。

嫌な事だらけの人生だったけど、やりたい事に打ち込めた。楽しかった、苦しかったけど楽しかった。

巡る走馬灯の中に、少しでも自分が心から望んだ姿が在ったなら、それは今生で私が得られる最後の幸福だろうから。

自問自答ファッションのコンセプトとの不思議な合致

私は何かに取り憑かれたようだった。

ずっと縁遠いと思っていた、文章を書く仕事。
やりたい、今、どうしても。

書く仕事、と言っても多岐に渡るが、具体的に何々になりたいと固く決めているわけではなかった。
しかし私の燃え上がった心はなかなか落ち着かないまま、Webライティングを学ぼうと半ば衝動的に決めて、その日の内にコミュニティに入り学び始めた。

Webライティングの仕事は、今の仕事に就く前に何度か副業として簡単なものを納品したことがある。
だからと言って自信があるわけではないけれど、私はどうしてもやってみたかった。

自分の書く文章がどの程度のものなのかを知りたい。
その文章はお金になり得るのかを知りたい。
誰かの心に刺さるものを書けるようになりたい。

あらゆる欲の中から生まれた向学心と野心はもう自分でも抑えようがなかった。

今私が一番打ち込みたいのは、これだ。

これまでの私なら、絶対に今の状況でこんな事に手を出そうとは思わなかっただろう。

と、思っていたけれど、過去を振り返るともう後がないという状況に陥った時にこそ『今これやる?』と思うような決断をしている。

高校には奨学金で行くと決めたのは自分。親には途中まで内緒で事を進めた(すぐバレた)。
車を購入してローンの支払いが始まってすぐに未知の職種に転職した。
会社で倒れて自宅療養中に、社会福祉士を目指すと決めて、勤労学生になった。多額の教育ローンを抱えて。

そして、今。
1円でも惜しい状況にあるにも関わらず、『私はもう我慢せずにやりたいと思った事をやる』と決めて、(私にとっては)多額の自己投資をし、今Webライターを目指して学んでいる。

今は立場上公務員だから(厳密には少々異なるが)、副業としてライターの仕事はできない。
文筆業だからグレーとも聞くが、年度末で去ることを考えると、この期間は純粋に学ぶ為の時間に充てようと思える。

そうして、勉強中とはいえWebライターへの道を辿り始めたわけだけれど、ここでふと思い出した事があった。

あきやあさみさんが自問自答ファッション講座の後に提示してくださった、私のファッションコンセプト。

それは『書く』という点において、今の私の状態と合致していた。
ごちゃごちゃ書いても分かり辛いので、ツイートを貼っておく(ツリーになってます)。

Twitterで呟くだけでいい、noteに思うままに書くだけでいい。
そんな風に思っていたけれど、書く仕事がしたかったんだと、自分の欲求に改めて素直になった。

素直になったら、学びの場との縁ができた。

学び始めたら、知らなかった事がどんどん出てきた。

知らなかった事を調べたら、奥の深さに面白さを感じられた。

今も私の家庭の中はぐちゃぐちゃで、解放されるにはどれだけの月日がかかるか知れない。
もしかしたら、家族が亡くなるまで、私が亡くなるまでかも知れない。

それでも、私には今目指すものがあって、学ぶ為の環境が与えられている。

日々の中に楽しいと思える瞬間がある内は、きっとまだ生きていられると思うのだ。

おわりに

長々と綴ってしまいましたが(本題に辿り着くまでの長さよ)、これは自問自答ガールズとしての私の言葉です。

これからもTwitterではたくさんネガティブ発言をしてしまうと思います。
急に消えるかも知れません。

ですが、この記事に書いたように、書くことが楽しい、辞めたくないと思える内は大丈夫です。

Webライターに関しては、ものにならないかも知れませんが、やれるところまでやってみるつもりでおります。
このアカウントでWebライター関連について書くのはこの記事のみにしておきますが、挫折してしまったら正直にお伝えします(笑)。

本当にその節は、あきやさん、自問自答ガールズの皆さんをはじめ、フォロワーの皆さんにお世話になりました。
とても励まされ、一人じゃないと素直に感じることができました。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?