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2023年9月発売の気になる本たち

気になる本をノートにどしどし書き出していったら、15冊にもなってしまった。当然、全部を買うことはできないけど、すでに2冊はAmazonで予約済み。


9月1日発売分

驚きの「リアル進化論」 池田清彦 扶桑社新書

え、そうだったの!?「進化論の今」を知る最適の一冊!これが「ほんとうの進化論」です!実証と反証を繰り返してきた進化論の歴史、遺伝子工学が炙り出した「ネオダーウィニズム」の矛盾、「構造主義進化論」という新たなアプローチまで語り尽くす、知的テンターテインメント!(中略)
メディアでおなじみの生物学者、池田清彦が、進化論の歴史をたどりながら、ネオダーウィニズムの矛盾を突き、最新の知見にもとづいた「もっと本質的な進化論=リアル進化論」をわかりやすく解説します。サイエンスに興味があるビジネスパーソンから学生まで、進化論の入門としても、学び直しとしてもピッタリの一冊。知的好奇心をくすぐり、誰かに話したくなる要素が満載です!

e-hon書籍紹介より

ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか為末大 今井むつみ 扶桑社新書

ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。(中略)
「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。

e-hon書籍紹介より

虚像のロシア革命 後付け理論で繕った唯物史観の正体 渡辺惣樹 徳間書店

2020年から2年間にわたって月刊WILL誌上に連載された「ロシア革命再考」の書籍化。
11月革命でボルシェビキがロシア革命の主役に躍り出たのは何故なのか。
けっして共産主義思想家が説くような歴史の必然でそうなったのではない。
その理由は、この年4月にヨーロッパの戦いへの参戦を決めた米国大統領ウッドロー・ウィルソンの愚かな外交にあった。
オーソドックスな歴史書ではウィルソンを国際聯盟の生みの親として描く。
長老派クリスチャンの彼は「恒久的世界平和の実現」という理想を掲げヨーロッパの戦いに参戦した。
つまり「戦争を止めるための戦争」に勝った「英雄」である。
しかし、その一方で、共産主義国家ソビエトの産婆役にもなっていた。
彼の外交の愚かさと残酷な歴史のアイロニー。ロシア革命は「歴史の必然」ではなく、英米外交の失敗と「偶然の連鎖」だった。
それが本書が解き明かす最大のテーマである。

徳間書店 書籍紹介より

9月6日発売分

トルコ怪獣記 高野秀行 河出文庫

トルコ東部ワン湖に棲む巨大生物ジャナワール、それは本物かフェイクか? 目撃情報が多発する村辿り着くと、イスラム復興主義やクルド問題に絡む陰謀が浮上し……。興奮と笑いが渦巻くノンフィクション。

河出書房新社 書籍紹介より

資本主義と不自由 水野和夫 河出文庫

世界経済は矛盾に満ちている。カネとモノ、エネルギーの寡占化が止まらない。やがて、資本主義は終わりを迎えていく。変容する帝国主義の形を西洋史の観点から解くいた、水野和夫の講義録を文庫化。

河出書房新社 書籍紹介より

植物誌 佐藤達夫 河出文庫

人事院総裁を務める一方で、植物研究家として活躍した佐藤達夫。四季の草花への愛を102点の繊細な絵と共に綴り、日本エッセイストクラブ賞を受賞した名随筆、待望の復刊!

河出書房新社 書籍紹介より

9月7日発売分


古代史講義(海外交流篇) 佐藤信 ちくま新書

邪馬台国・倭の五王時代から、平安時代の鴻臚館交易まで、対外交流のなかから日本という国が立ち現れてくる様を、最新の研究状況を紹介しながら明らかにする。

e-hon 書籍紹介より

9月8日発売分

ミステリと言う勿れ⑬ 田村由美 小学館

刑事・風呂光の祖母の知人が富山で橋から転落して亡くなってしまう。整は、プライベートでその事故について調べていた風呂光に意見を求められ、富山を訪れることに。しかしそこで、思わぬ人々、そして事件に遭遇し--!?

富山編、クライマックス!

小学館コミックス 作品紹介より

9月13日発売分

街場の成熟論 内田樹 文藝春秋

ウクライナ戦争、陰謀論、ポスト真実の時代、公共財の私物化、バワークラシー、ハラスメント……
非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で――

・権力者支配(パワークラシー)の国で上昇志向に駆られた人の振る舞い
・なぜ複雑な話は「複雑なまま」扱ったほうがよいのか
・人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる
・ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える
・子どもたちを歓待し、承認し、祝福する大切さ……etc.

親切、品位、勇気……失われゆく徳目を明らかにし、
〈大人の頭数を増やす〉道しるべがここに

文藝春秋BOOKS 書籍紹介より

9月14日発売分

どうせ死ぬ この世は遊び 人は皆 1日1講義1ヶ月で心が軽くなる考えかた 中田考 実業之日本社

「人生がつらい」と感じるすべての人へ
異色の宗教家・哲学博士の30講義
〜〜HOP、STEP、JUMPでこの世界から飛び出そう!〜〜

◎人生が自分のものであり、自分で創り上げる、などと考えるなら、自分で死ぬしかありません。
◎自己実現だとか自分らしい生き方、とかを求めて転職したい、とか言っている連中は九分九厘、楽して金を稼ぎたい、というだけの身の程知らずです。
◎今の人たちは「あなたはもっとできる」とか「もっと稼げる」とか、自己啓発的な言葉に感化されておかしなことになっています。
◎本当に価値あるものはお金ではなく、そのためにお金を払うものです。
◎「金持ち」も「成功」も外からの評価であり、それに対して「自分はこうならなきゃいけない」と思うこと自体が愚かな考え方です。
◎不幸なのは、できもしないことをできると思い込まされ、「今のままじゃダメだ」という強迫観念に追われながら過ごす状態のことです。
◎代わりが利かないものは、そもそも要らないもの、役に立たないものです。
◎最終的には主観がすべてであって、人間は本当の「客観」を手に入れることはできません。
◎何をしてもいいのに今あなたがもし不幸だと感じたり、生きづらいと感じたりしているのであれば、それは単にやりたくないことをやっていたり、自分の能力ではできないことをやろうとしたりしているからです。

実業之日本社 書籍紹介より

9月15日発売分

70歳の壁などない! 古武術に学ぶ身体の使い方 甲野善紀 岡田慎一郎 夜間飛行

人生で一番幸せな20年のために  筋トレよりもいにしえの知恵で全身アップデート!!ジム通いや ジョギングでは 身につかない ずっと動ける 身体を手に入れる!
重い荷物も軽々! 階段だってラクラク! 肩こりもスッキリ! 歳をとった親の介護にもお役立ち! イラスト入りでわかりやすく解説していますので、運動が苦手な方、体力に自信がない方でもすぐに取り組めます。

夜間飛行 書籍紹介より

孤独とつながりの消費論 三浦展 平凡社新書

応援したい/されたい現代人が向かう推し活とレトロ消費。最新調査から背後にある孤独感が見えてきた。ミクロな消費が多様化する日本の今を、古着などの事例から読み解く。

平凡社 書籍紹介より

9月19日発売分

こんな感じで書いてます 群ようこ 新潮社

新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること四回。本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが二十五歳。以来、四十余年にわたり書き続けてきた著者が綴る、書きはじめの苦しみ、誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なこと。

新潮社 書籍紹介より

9月21日発売分

プーチン重要論説集 ウラジミール・プーチン 星海社新書

なぜプーチンはウクライナを侵攻したのか? 20余年のプーチンの思考、ロシアと世界の未来が21の重要論説と豊富な解説でわかる!

e-hon 書籍紹介より


帝国のカーブ 「超限戦」時代に見るアメリカの「金融戦」の本質 喬良 KADOKAWA 

ベストセラー『超限戦』著者、喬良による米国の金融戦を書いた最新刊!
アメリカは帝国だろうか? 

そうだと答える人もいれば、そうではないと答える人もいるだろう。アメリカは以前のいかなる帝国とも異なり、海外に植民地を一つも持っていないし、戦争を通して占領した国から公然と資源や財産を略奪せず、また占領地の人を奴隷のように酷使していない。これらの点を見れば、アメリカはまったく帝国には見えない。

しかし、これによってアメリカは帝国ではないと判断すれば、アメリカはなぜ覇権を執拗に追い求め、そしてこの覇権を確実に手に入れたのだろうか? 現在までの40年余りにわたり、アメリカは米ドルを用いて金融システムを構築し、全世界を人類史上類を見ない金融文明へと導き、全世界から利益を獲得してきたのだ。

それでは、アメリカはいかにして有史以来最も強大な新興帝国になったのであろうか。

KADOKAWA 書籍紹介より



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