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2024年2月発売の気になる本たち


5日発売分

生と死を分ける数学 人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ キット・イェーツ 草思社文庫

数学は、あなたの人生のそこかしこに入り込んで、生殺与奪の権利を握っている。生きるも死ぬも、数学次第なのだ。実際、数学を知らないために、あるいは数学を誤用したために、命を落としたり、財産を失ったり、無実の罪を着せられたりした例が、どれほど多いことか。逆に、簡単な数学を少し使えるだけで、マスコミや政治家の嘘を見破ったり、詐欺に巻き込まれるのを防いだり、健康診断の結果を正しく理解したりできるようになる。さらには、理想の結婚相手を選ぶのにも役立つかも……。数理生物学者でもある気鋭の数学ライターが、数々の事例を紹介しながら、あなたの人生と数学の関係を解説する。

e-hon書籍紹介より

皮膚はいつもあなたを守っている 山口 創 草思社文庫

好評のロングセラー『手の治癒力』『人は皮膚から癒される』に続く最新作、待望の文庫化。人とうまくかかわることができず、一人で孤独や不安を抱え込んでしまう人が増えている。本書は身体心理学者である著者が、セルフタッチやセルフマッサージなどの「セルフケア」を通じ、自分の手で自分の心身を癒やし、健康で幸福な状態に保つ具体的方法を提案する。緊張やストレスが続いている人も、体の強張りにそっと手を当てて緩めてあげることで、心も緩み、安心できるようになる。日常的に自分に触れ、自分の実在感を意識することによって、自分という存在のかけがえのなさを再認識できる一冊。

e-hon書籍紹介より

教養として知っておきたい宗教学 中村圭志 PHP文庫

人はなぜ宗教を求めるのか? 宗教の歴史、新興宗教と既存宗教の違いなど、教養としての宗教の知識を、宗教研究者がやさしく解説!

e-hon書籍紹介より

6日発売分

最新版 コロナワクチン 失敗の本質 宮沢孝幸 鳥集 徹 宝島SUGOI文庫 

果たしてコロナワクチンに効果はあったのか--。国民の約8割が2回以上のワクチン接種をしたにもかかわらず、感染症は収束することなく、その後の第8波では過去最多の死者数も記録した。当初からコロナワクチンの安全性と有効性を慎重に見極めるべきだと警鐘を鳴らしてきた著者二人がこのワクチンの正体とコロナ騒動の不可解さを追及する。

e-hon書籍紹介より

日本を危機に陥れる陰謀の正体  鈴木 宣弘 , 深田 萌絵 , 池田 清彦 , 谷本 真由美  宝島SUGOI文庫

世界の中で唯一といっていいほど数十年成長していない日本。それは日本が衰退しているわけではありません。原因は日本を危機に陥れる陰謀があるからです。金融、IT、医療、食、環境、各分野において、さまざまな策謀にはまってしまっているのはその策謀に手を貸す権力者たちがいるからです。本書では、各分野の専門家たちがその陰謀を明らかにします。※本書は単行本『現代陰謀事典』と『世界のニュースに隠された大嘘を見破る方法』を合本、再編集し、改訂したものです。

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7日発売分

川のある街 江國香織 朝日新聞出版

はかなく移りゆく濃密な生の営み。人生の三つの〈時間〉を川の流れる三つの〈場所〉から描く、生きとし生けるものを温かく包みこむ慈愛の物語。

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8日発売分

なぜガザは戦場になるのか -イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側- 髙橋和夫 ワニブックスPLUS新書

激化するイスラエルのガザ地区への攻撃。発端となったハマスからの攻撃は、なぜ10月7日だったのか--長年中東研究を行ってきた著者が、これまでの歴史と最新情報から、こうした事態に陥った原因を解説します。

e-hon書籍紹介より

薬害交通事故(仮) - 高齢者の運転と薬の危ない関係 -  和田秀樹 ワニブックスPLUS新書

我が国に蔓延する、高齢者の多剤服用と、そのことが及ぼす深刻な影響を考える。

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民主主義を疑ってみる 梅澤佑介 ちくま新書

民主主義だけでは民主主義は機能しない。それを補完・抑制する自由主義、共和主義、社会主義などの重要思想を一望し、政治について考えることの本質に迫る。

e-hon書籍紹介より

「叱らない」が子どもを苦しめる 藪下遊 高坂康雅 ちくまプリマー新書

「叱らない」教育に現役スクールカウンセラーが警鐘を鳴らす一冊。なぜ不登校やいじめなどの問題は絶えないのか。叱ること、押し返すことの意義を取り戻す。

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9日発売分

『論語』は不安の処方箋 安田登 祥伝社黄金文庫

『論語』はいつ読んでも気持ちがいい! 
中国古典にも明るい、異才・多能な能楽師が、
孔子時代の古代文字から「心」をテーマに『論語』を読みなおします。

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13日発売分

人類が永遠に続くのではないとしたら 加藤典洋 講談社文芸文庫

福島第一原発事故は私たちの中の何かを変えた。その変化に言葉を与える試みを通して、人類は未来をどのように生きられるのかを問う。

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15日発売分

独裁者の学校 エーリッヒ・ケストナー 岩波文庫

「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。

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網野善彦 対談セレクション1 日本史を読み直す 岩波現代文庫

日本中世史を中心に列島の歴史像の変革に挑み、「日本」とは何かを問い続けた歴史家・網野善彦。日本史はもとより西洋史・文化人類学・考古学・民俗学・文学など多彩な分野の第一人者たちと交わした対話の記録を、没後二〇年を機に改めてセレクトする。第1分冊には日本史の再考すべき論点をめぐる対談・鼎談を収める。

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16日発売分

情報を生み出す触覚の知性 増補版: 情報社会をいきるための感覚のリテラシー  渡邊淳司 DOJIN文庫

情報あふれる現代社会において,私たちは情報とどのように付き合っていけばよいのだろうか.本書では,情報が自分とどのような関係にあるのかを適切に把握し,迅速に反応するためには身体的な想像力が必要になるとの立場から,身体と深く結びついた感覚である触覚と情報との関係を考える.心臓の鼓動に触れて生命の意味を理解する試みや,オノマトペの触り心地を可視化する試みなどから見えてくる情報と身体の関係とは.情報を「自分事」として理解し伝達するための感覚のリテラシーの磨き方.

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鈴木邦男の愛国問答 マガジン9編集 白井聡解説 集英社新書

2023年1月に逝去した元一水会代表・鈴木邦男がウェブ週刊誌「マガジン9」に約10年にわたって連載してきた文章をテーマ別にセレクト。
「愛国心」「憲法」「表現の自由」「差別と格差」「宗教と政治」「憂国」「右翼と左翼」という7つの論点を、彼独特の軽妙でユーモアたっぷりの語り口で論じる、まさに鈴木邦男の「遺言」とも呼べる一冊。
その「遺言」の解説を、リベラル論客として知られる思想史家・政治学者の白井聡氏が担当。

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トークの教室: 「面白いトーク」はどのように生まれるのか   藤井青銅 河出新書

数多の才能を見出し、「オードリーのオールナイトニッポン」等でトークの壁打ち役を務める放送作家が、ついにその術を皆伝!!

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池田大作と創価学会 カリスマ亡き巨大宗教のゆくえ 小川寛大 文春新書


20日発売分

中村哲さん殺害事件 実行犯の証言
著:乗京真知 朝日新聞出版

https://amzn.to/3OHnWr8

2019年12月、アフガニスタンで起きた人道NGO「ペシャワール会」の中村哲医師の殺害事件。朝日新聞記者や現地助手は、その実行犯を特定。犯行グループの素性や人脈を徹底的に調べ上げ浮かび上がった背後には、国際テロ組織や諜報機関の存在があった。3年半にわたる追跡取材の記録。

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21日発売分

句点。に気をつけろ 「自分の言葉」を見失ったあなたへ 尹雄大 光文社

論理的・効率的に話すことがよいとされる中、著者は「まとまらない言葉の中にこそ本当に伝えたいことがある」と説く。わかりやすく話そうとすると、文を的確に句点「。」で区切る収まりのよい話し方になるが、本当はその「。」の先に圧倒的なディテールがあり、そこにこそ自身への問いや深い思考へのヒントが隠されている。インタビューを生業としている著者だからこそわかる、「。」の先を見つける話し方、聞き方をさぐる。

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大江健三郎 江藤淳 全対話 中央公論新社

「現代をどう生きるか」ほか一九六〇年から七〇年の間に行われた対談全四篇を初集成。柄谷行人の同時代批評を併録。〈解説〉平山周吉

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22日発売分

ラスト・バリア スーフィーの教え ルシャッド・フィールド 山川亜矢子・紘矢翻訳

ロンドンの骨董品店での偶然の出会いをきっかけに、トルコへ渡り自分自身を発見する旅に出る。自分の生活も仕事もすべてを整理して旅に集中し、内なる自分、出会いの必然性を知り、ついに真実に触れられると思った矢先--。キリスト教もイスラム教も宗教に関係なく、超越的なものとつながる境地に達するまでを描く自伝的小説。
パウロ・コエーリョ『アルケミスト』やロンダ・バーン『ザ・シークレット』など、数々の名作を訳してきた山川亜希子氏が「文学的に美しく特に好きな本」と絶賛!文庫化に際して新たに「四十年後」の章(訳しおろし)を追加しました。

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