江國香織さんの

本がとても好きなんですけど、たまに、

楽しすぎて泣き出してしまいそう、

とか、

幸せすぎて死んでしまいたいくらい、

とか、そういう類の、気持ちと気持ちが両極端な不思議な意味合いの表現が出てくることがあって

学生の時とか、二、三年前には分からなかったんだけど、

最近、幸せすぎて死んじゃいたいと、

楽しすぎて泣いちゃいたい、は、わかるようになりました

死なないし、泣かないけど、そういう

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降り積もる雪を見つめるように

完全にわたくし事ですが、本日Instagramを再開しました。恥

(もちろんわたしはマイクロインフルサーなんて呼ばれる者でも、ましてや女優やモデルといったセレブリティーでもない!だからあえて報告することでもない、のだが。)

ベッドで寝転がりながら読んでいた本の中でたまらなく好きなフレーズがあったので、その瞬間、どうしても不特定多数の誰かにシェアしたくなったのだ。

今年の三が日、秋田で降り積

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思いわずらうことなく愉しく生きよ | 江國香織 | ☆☆☆☆

この人には、私とは違った景色が見えています。
江國香織は好きで、多分一番最初に読んだのはすいかの匂いで、私が23歳くらいの頃に読んだ気がするけど、それから何冊も読み、なんとなくうっすらこの人が掴む感性の彩度や切り取り方の角度が見えてきたような気がします。
すっかり晴れた秋の空、燦々と輝く太陽に手を当てると、少しだけ手が透き通って見えるような、これは私が今考えた、彼女の感性ってどんな感じ?を表現する

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いいにおいのする文章

「食べること」について書かれた文章が好きだ。

特に好きなのはエッセイ。小説や、もちろんレシピ本だって好きだ。

一つ挙げるとすれば、江國香織の小説「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」。人間模様を描いた短編集なのだが、ところどころに出てくる食事の描写がたいへん印象的だった。

今、書籍が手元にないのでうろ覚えなのだけれど、

白い砂浜でブランケットを広げてオレンジをかじるシーン。不倫中の男女が

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感想「号泣する準備はできていた」(江國香織 作)

こちらの感想ではネタバレは極力入れません。
ぜひ、未読の方に興味を持ってもらえたらと思います。配信アプリ「ツイキャス」で、この本の紹介しながら、配信を見ている方とおしゃべりもします。
紹介する内容、ピックアップする点は基本的に記事と同じです。
しかし、ライブ配信なので、予定調和にはなりません。

配信予定日時
9月9日(月)20:30〜

https://twitcasting.tv/c:eure

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01「彼女たちの場合は」江國香織

江國香織の「彼女たちの場合は」。
先日下北沢であった刊行イベント行きたさに、江國香織の新刊を買ってみた。ハードカバー、金の箔押し、ページ数は500近く。
本を入れると、会社帰りのトートバッグがずっしり重くなったのを覚えている。

刊行イベントで初めて、江國香織本人を見た。著者近影で見ていたのと同じウェーブの髪や、時々考えながら話す姿が妙にしっくりきた。
サインをもらえる時間があったので、一番好き

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ガンガンやって早く飽きてね

わたしはかつて、江國香織ワールドの住人だった。彼女の紡ぎ出す世界観が好きで、好きで、好きすぎて、勝手に住みついていた。勿論、無許可です。しかし、今のわたしはすっかり現実を生きる女になってしまって、彼女の美しい小説を読んでも、絵空事のような、若しくはどこかずっと遠くの縁もゆかりもない土地の話のような、そんな気がするようになってしまった。

  それでも、あの頃わたしの身体に入ってきた沢山のものの中に

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ベストセラーも最新刊もそんなに読みません。積ん読の山をいくつも作るのが好きです。中には20年モノの積ん読本も…。

なんとなく始めたnoteですが、なんとなく3つの柱ができつつあります。
ひとつは、ジェンダー読書会。
ふたつ目は、日々のこと、世の中で起きていることのあれこれ。
そしてみっつ目が、読んだ本のこと。

読んだ本のこと。
でもお気づきかと思いますが、出てくる本は最新刊でも、ベストセラーでもありません。
私、とにかく本をよく買います。出版社に勤めていた頃は「本を買うために、本を作っている」なんて周りに言

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