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本が好きな人に就活で勧める企業

今日は3月2日だ。昨日、2021年度に大学を卒業する学生の就職活動が正式にスタートしたようだ。新型コロナの影響で、合同企業説明会がウェブで開催されるなど、今回の就活は、従来の就活とは大きく異なる様相をみせそうだ。

そこで、就活について自分なりに考えていることを書こうと思う。現在筆者は社会人数年目で、学生のときよりは社会について詳しいし、新卒就活を一年間に二回した。
https://note.com/kei_water/n/n26928436ce11?creator_urlname=kei_water

もっとも、面接対策や志望動機の作り方とか、一般的なことは、他の記事、書籍などから、いくらでも調べられると思う。そのため、出版業界に絞って就活の話をする。
就活の際に、筆者は本(特に小説)が好きという単純な理由で、本に関わる仕事がしたいと思い、出版業界の企業をいくつか受けた。
もしかしたら同様の理由で、出版業界の就活を検討する学生もいるかもしれない。主にそのような人々に向けてこの記事を書いている。

以下では、出版業界についての簡単な解説と、出版業界の概況を踏まえた上で筆者が薦める企業を理由とともに述べる。

縮小傾向にある出版市場

https://www.ajpea.or.jp/information/20200124/index.html
漫画村の閉鎖に伴い、電子コミックの売上が増加したことなどにより、全国出版協会・出版科学研究所によると、2019年の出版市場は数年ぶりに微増し、 前年比0.2%増の1兆5,432億円となった。
しかし、今後も余暇の過ごし方の多様化などが進み、例年通り市場は縮小していく可能性が高い。たとえば、5GやVRなどの進展に伴い、ネットやデバイス関連のコンテンツは一層拡充され、本を読むのではなく、コンテンツに余暇の時間を割く人々も増えるだろう。
このように、出版市場の未来は明るいとはいえない。

出版業界の主要企業を解説する

業界地図などにより詳しい内容は出ていると思うので、概略に留める。また筆者の見解を含む。

※具体的な企業名が出てくるのでこの先は有料記事にします。

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