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サラリーマンこそ不動産競売を!(2)

こんにちは。アベです。
前回は時間のないサラリーマンには小額から始められる不動産競売がおススメというという内容で記事を書きました。
不動産競売にはサラリーマンに有利な点がまだあります。
今回はそれについて記載したいと思います。


まだある!不動産競売がサラリーマンに向いている理由

不動産競売はサラリーマンの仕事に似ている

競売で物件を取得するとき、まずは競売情報をまとめたサイトなどで物件を選択します。
そうして内容を確認して入札金額、各種税金、リフォーム費用など、支出の計画を立てます。
同時に賃料がいくら取れるかを考えて収入計画を立てます。
何かに似ていると思いませんか?
そうです。事業計画を立てるのと一緒なんです。
違うのは事業承認をするのは上司ではなく、ご自身(もしくはパートナー(笑))であるという事です。

その後の競売にかかった人(債務者)、リフォーム業者等とのやり取りは取引先やお客様とのやりとりのスキルが使えます。
相手は利害関係のある人なので、ビジネスパートナーと考えれば、みなさんが普段本業でやられている業務と何ら変わりません。

この様に皆さんがサラリーマンで培ったスキルのほんの一部を使う事で非常に簡単に投資を進めることができます。

不動産競売のスキルは狭く簡単

一見難しそうな不動産競売ですが、一つ一つの仕事は実は非常に簡単です。
難しいと思われるのは専門用語や法律用語、言い回しがわかり難いなどがあるからです。
ただ、これらもそう数が多いわけではなくすぐに理解できることでしょう。
皆さんはご自分のお仕事の中でわからない言葉や理解できない指示があったりした場合はどうしますか?
先輩に聞いたり上司に確認したりして調べますよね。
競売でも同じです。
わからない言葉はネットで調べたり、裁判所に電話で内容を確認したりすれば大抵解決します。

競売は法的に守られた世界

一昔前は「占有屋」とよばれる人たちが、折角落札した不動産に居座り、退去金などをせしめることが横行していました。
ただ、今はまったくいません。
それは2004年4月1日に施行された民事保全法第25条の2の改正により、落札者の権利が強化されたことにより、占有屋はすぐに逮捕されるようになったため、占有屋業?が成り立たなくなったためです。
占有屋でなくても元々の債務者が出て行かない、なんていうのも法的に追い出すことが可能です。
つまり、競売は今や落札者の権利が非常に大きく、高圧的に出て恨みでも買わない限り、法律に守られたビジネスとして進めていくことができます。

この様に普通の仕事をしている方であれば、ほんの少しの専門用語やいくつかの気をつけなければならないポイントさえ守れば誰でも参入できるのが競売です。

次回から、物件の選定からひとつづつ解説していきます。

次回「競売物件の探し方」

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