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ロシアのウクライナ侵攻は、慶大入試小論文にどのような影響を与えるか?(2023年1月)

世界に衝撃を与えたロシアのウクライナ侵攻。

これは確実に慶大の入試小論文に大きな影響を与えます

それは一体どのようなものか?

私が大学受験界(?)の先頭を切って、最速でお伝えします!

受験生の皆さんは、ぜひ参考にして下さいね。


2022年2月中旬、慶大法学部の一般入試の小論文は驚きでした。

といっても内容そのものよりタイミングとテーマが、ですが。

ちょうどロシアのウクライナ侵攻の直前に、戦争について出題したのです。

世界でも日本でも、まさかロシアの大規模侵攻はあるまいと思ってました。

ウクライナは人口4000万人を擁する人口大国、兵士も10万人以上。

ロシアも大国ですが国土が広いのでウクライナだけに兵力を割けません。

軍事作戦あるにせよ東部ドンバス地方だろう、これが大方の見方でした。

まさか首都キーウを大軍で攻撃するとは思ってなかったわけです。

世界の専門家より慶大法学部の入試小論文のほうが予言的だったわけで。

首都ふくめ大規模攻撃を警告していた英米の諜報機関なみの正確さ、かも。


私は春以降、ウクライナ関係が世界史で出題されるぞって断言してました。

クリミア、キーウ(キエフ)、ホロモドール、ソ連崩壊、NATO、等。

さっそく直近の早慶レベル模試の世界史でウクライナ出題ありました

そして、本番の慶大入試小論文でも必ず影響あります。(キッパリ)

志望者はそれを想定して対策しておきましょう!


・・2022年2月下旬に突然、ロシア軍がウクライナ領に侵攻しました。

アメリカやイギリスは事前に動きを察知し、得た情報を公表しましたが・・

ロシアのウクライナ侵攻を防ぐことはできませんでした。

まさかこれだけの大規模な侵攻があると思っていなかった人も多く。


衝撃を受けた欧米諸国は大挙してウクライナ支援を開始。

具体的には軍事支援・物資援助・避難民受け入れなど。

また、対ロシア制裁が強化されました。

(2014年のロシアによるクリミア併合の時からロシア制裁が始まっている)


慶大入試小論文、ウクライナ侵攻に関連する過去問の数々

慶大入試小論文では、ウクライナ侵攻に関連する過去問たくさんあります。

文学部:2018年に自由と暴力、2007年に戦争と文学について出題

法学部:2022年に戦争と正義、2011年に戦争と外交について出題

総合政策学部:2022年にサプライチェーン(供給網)について出題

環境情報学部:テクノロジーについて、は定番の出題

経済学部:環境分野について定期的に出題


これら5学部、ウクライナ侵攻に関連する過去問が複数あります。

なかでも文学部と法学部は分かりやすいでしょう。

ただ、総合政策や環境情報、経済学部については分かりにくいかも。

受験生に小論文指導する側の人も、これら三つについて分かってないかも…

受験者の皆さんは、これら三つについて何となく見当つきますか?

どのような出題テーマにつながるか、分かりますか?

   ↓

   ↓ (さあ、考えてみよう)

   ↓

   ↓

   ↓ (解説はこの下に・・・)

   ↓

   ↓

   ↓

【答え】

総合政策学部:ロシアのウクライナ侵攻でサプライチェーンに大きな影響

 > エネルギー・小麦・油脂・肥料など価格高騰、西側企業のロシア撤退


環境情報学部:ロシア・ウクライナにおける最新テクノロジーの活用

 > ドローン、無人機、サイバー攻撃、スターリンク(衛星通信)が重要に


経済学部:ロシアからエネルギー輸出減で石炭消費急増、環境政策に影響

 > 脱炭素、パリ条約、気候変動、脱石炭、エネルギー自給、再生可能エネ


このように、関連ワードがすぐに挙がってきます。

これらがダイレクトに出題される可能性あるのは総合政策学部の小論文。

経済学部はこうした問題を背景とし出題に絡めて出してくる傾向あります。

環境情報の小論文は自由度高いので事例やヒントとして活用しましょう。


・・このように学部によっていろいろ出題や切り口ちがうわけです。

えっ?

 「それぞれどんな感じで出題されるか」

を知りたいですか?


・・だいたい想定できますが、世に出すのはもう少し後です。

本番の慶大一般入試(2月)の前に順次リリースします。 (^^) b

いましばらくお待ちくださいね。 <__>

それまではこちらを参考まで。

   ↓      ↓


志望者の皆さん、慶大入試まであともう少しです。

悔いのない毎日を過ごして下さい。

私も皆さんを応援してますよ!



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