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インターバルトレーニングでインターバルを設定する理由が「サッカーは運動と休息を繰り返すスポーツだから」では誤解をまねくかも。

昨日は、オンライン勉強会へ参加いただいた方々、ありがとうございました!
初めての開催でしたが、30名ほどの方に参加いただけました。いかがだったでしょうか?

勉強会の内容は動画として以下の記事に添付してありますので、昨日参加できなかった方もお時間ある時にご覧ください!PITTOCK ROOM購読者の方はいつでも見られます!


さて今回は、インターバルトレーニングに関してです。
インターバルトレーニングは、運動と休息を交互に繰り返して行うトレーニングです。代表例として高強度インターバルトレーニング(High intensity interval training:HIIT)があります。HIITは高強度運動と休息を繰り返し行なっていくトレーニング方法です。

このインターバルトレーニングですが、サッカーに限らず様々なスポーツ現場で取り入れられています。サッカーだとラントレーニングやサーキットとトレーニングで行うことが多いでしょう。またゲーム形式の練習をを8分×3セット行うという場合、これも24分間連続ではなく2回のインターバルを挟むことでインターバルトレーニングの形式をとっていると言えるでしょう。

ではインターバルトレーニングの目的・意義はそもそも何でしょうか?

よく、「サッカーは運動と休息を繰り返すスポーツだから」という理由付けをされることがありますが、それだと誤解が生まれる可能性あるなと思っています。

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■サッカーは運動と休息を繰り返すスポーツだからインターバルトレーニングが適している?

インターバルトレーニングを実施する目的に対して、

「サッカーは運動と休息を繰り返すスポーツだからそれに合わせてトレーニングしている」

といった表現をすると「運動と休息が含まれるようなトレーニング設定をする」ということが先行してしまいます。

しかし、サッカーが(サッカーに限らずですが)運動と休息を繰り返すようなスポーツであることは結果的な話であり、そう設定されているわけではないですよね?

3分プレーしたら1分休むことを義務つけられているのなら、それはゲームのルールで決められたことですが、サッカーでは休息することを義務つけられていません。選手が勝手にやっているだけです。

また、サッカーの競技レベルが上がるほど、低強度の運動の割合が減少し高強度運動の割合が上昇することからも、「運動と休息が繰り返される」というのは競技レベルによっても変わります。
あくまで現象を言葉にしているだけで、本質的な問題は違うところにあると言えます。

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