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課題解決に興味があり、楽しい。だから事業を続けることができる。

経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォームKEIEISHA TERRACE。「イマ、ココ、注目社長!」では、各業界でご活躍中!いま注目の社長に、事業、経営、経営者とは、理想の幹部像などについてズバリお聞きしています。


2013年に東京・目黒でスタートした、ものづくりのための空間「Makers’ Base」。6階建のビル一棟まるまるが大型の会員制シェア工房です。ここには木工や金工、陶芸、縫製など、幅広い制作分野に必要な機械や道具が200種類以上も揃っています。また、一般向けにワークショップやオーダーメイドのサービスを展開している他、法人向けに機器のレンタル、制作代行、体験や工房を構築するためのコンサルティングサービスなども行っています。

Makers’ Baseを展開するMakers’の代表である松田純平氏に起業の経緯や成功できた理由、今後の目標などを伺いました。

(聞き手/井上 和幸)

松田 純平氏 株式会社Makers’ 代表

競走馬の調教師になることが夢だった

──北海道大学理学部を卒業されて、どのような仕事に就こうと考えていらっしゃったのですか?

松田 実は、競走馬の調教師になることが小学生の頃からの夢だったんです。出身は千葉県なのですが、高校時代の夏休みなどはよく北海道に行き、牧場でアルバイトをさせてもらっていました。北海道大学に進学したのもその目的があったからです。でも、いざ、進路を考える段になって、「本当に仕事にしたいのは調教師なのか?」と思い始めて。すごく遅いんですけどね(笑)。それでそこまで深く考えもせず、NTTに勤めることにしました。

──調教師からNTTとは、大きく変わりましたね。

松田 馬は好きなのですが、それと仕事は別だと考えたからです。それに、調教師としてセンスのある方を見ていると、「自分はそうはなれない」と感じていました。そこから「自分に向いている仕事は何だろう」と考え直すことになりました。

──NTTはいかがでしたか?

松田 NTTに勤めたと言っても10か月程度ですが、興味の幅を広げることや、学び直すことができました。退職を考えたのは、当時のNTTは、新人も時間内にしっかり仕事して定時に帰るのが美徳だったのですが、「それってどうなんだろう?」と疑問を持ったからです。「効率よく仕事がまわる組織とは、どのような組織なのか」に関心を持ち、組織づくりを含めたコンサルティングに興味を持ったことから退社し、組織人事系のコンサルティング会社である、リンクアンドモチベーションに転職することにしました。

──そうだったのですね、リンクアンドモチベーションではどのようなご経験を?

松田 わたしが入社したのは2006年ですが、翌年の2007年にリンクアンドモチベーションは東京証券...

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