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起業から5年で売上50億。EC販売支援とブランド育成のためのM&Aを実現するECロールアップで急成長。

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2018年11月の創立から5年で、今期売り上げ50億円を見込んでいるACROVE。同社を率いるのは、22歳で起業した荒井俊亮さんです。ACROVEは現在、2020年秋から手掛ける事業者様のEC売上最大化を支援するECプラットフォーム事業とブランドの育成を目的としたM&Aと事業承継型M&Aを実現するECロールアップ事業の2本柱で、急成長を遂げています。学生起業家の荒井さんがビジネスを展開するに至ったキッカケと、どうやって現在の事業を構築していったのでしょうか?

(聞き手/川内イオ)


荒井 俊亮氏 株式会社ACROVE 代表取締役CEO

創業1年で5000万円の売り上げ

――何がきっかけで事業を始めたのですか?

荒井 留学先のオーストラリアで見つけたえんどう豆のプロテインに商機を見出したのが、事業展開のきっかけです。留学した2018年当時、ビヨンドミートとかインポッシブルフーズというえんどう豆からできた代替肉が流行っていて、何千億という時価総額をつけていました。日本でも、SDGsが重要視されるこれからの市場において、需要が伸びると感じたのです。えんどう豆を使ったプロテインをつくって売ろうと思い、帰国後に2018年11月に株式会社アノマを設立しました。

――プロテインの開発について、0から作るのはハードルが高そうです。

荒井 わたしはもともと中学生、高校生の頃に駅伝をやっていたので栄養に関してある程度の知識がありました。体づくりのために色々なサプリメントを昔から飲んでいました。なので、どういう味がおいしいとか、飲みやすいとか、あるいはアスリートに喜ばれる成分がどのようなものか、などのアイデアが自分のなかにたくさんあったので、それを実現させていきました。学生時代に貯めた数百万円を開発資金に使いました。もちろん、資金が無くなってくると不安もありましたが、自分が本当にいいと思えるものを作りたいという思いでこだわりを持って、今の形に仕上げました。

――工場はどうやって見つけたんですか?

荒井 何かを始めるときの自身の進め方や考え方として、量から質と考えているので、知り合いに聞き、知り合いの知り合いを紹介してもらい、また、知り合いのといった具合に、とにかくたくさんの人に会って情報を得ました。

具体的な開発に関しては、えんどう豆の場合、緑っぽい独特の臭みみたいなものが出てしまいます。青臭さを薄めて飲みやくするために粉末に層を持たせるような加工をしています。プロテインの特性上、継続して飲むことが重要になってくるので味にこだわりました。さらに...

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