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その心に、“ハングリーさ”はあるか?

こんにちは。OGSコンサルティングの深石です。

突然ですが、皆さんに質問です。今、自分の心の中で、

“枯渇感”を感じるものはありますか?
“不安感”を感じるものはありますか?
“危機感”を感じるものはありますか?

そして、次の質問です。上記を感じる場合、それを解消するために、

何か自分で行動を起こしましたか?
何か新しい挑戦をしてみましたか?
何か自分を変化させてみましたか?

もし、前者と後者の問いの答えが、どちらも“NO”だった場合、今すぐリーダーを降りることを強く推奨します。また、前者がYESで、後者がNOの場合は、枯渇感や危機感がまだまだ弱い状態、つまり、“ハングリーさ”が欠乏している状態です。

「不安感や危機感は少なからず感じているけど、そこそこの給料や報酬をもらえているし、それなりに安定した生活もできているから、リスクや負荷がかかりそうなことは避けよう。」

このような思考になってしまっている場合も、チームを成長に導くリーダーには向いていないので、リーダーを降りた方が自分も組織もwin-winになれます。(自分を変える強い意志がある場合は別ですが)

では、“ハングリーさ”が欠乏する要因とは何でしょうか?


それは、

「渇望する明確なGOAL(≒ビジョン)が自分にないこと。」

これに尽きるといっても過言ではありません。明確なGOALがあれば、必然的に“差分”が生まれます。そして、そのGOALを渇望する動機があればあるほど、現状とGOALとの差分があることに対して、恐ろしいほどの枯渇感やコンプレックスに襲われます。

そして、その不安や不満な気持ちをとにかく解消したい、自分が描くGOALを何が何でも達成したい、という執着が、結果として、“ハングリーさ”を生み出すことになります。

日本という国を見ても全く同じです。

日本はなぜ、こんな発展を遂げたのか?
日本はなぜ、ここで停滞しているのか?

これらはすべて、この“ハングリーさ”で解説できます。経済成長が停滞しているにも関わらず、国民が“守られすぎ”ている状態が今の日本です。

かたやアジア諸国や欧米諸国はどうでしょうか?

自分の身は、自分で守る。
自分の市場価値をとことん上げて裕福になる。
自分の思い描いた未来を必ず実現する。

ここへの執着やハングリーさは尋常ではなく、日本人のそれとは比べものになりません。

さて、皆さんはどうでしょうか?

自分の中で明確な“GOAL”は描けてますか?
恐ろしいほどの枯渇感に襲われていますか?
新たな挑戦や変化を億劫に感じてませんか?

事業や組織を成長に導くリーダーこそが、自分のGOALと組織のGOALの両軸をしっかりと描き、そのGOALを誰よりも執着し渇望してください。

リーダーの熱量が、組織に熱量を点します。

では、今週も熱量高く、一緒にやり抜きましょう!

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