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基本的な投資指標 〜PBR \PER/ROEについて理解する〜 part1 PBR編

 こんにちは!記事への訪問ありがとうございます。
株式投資で安定して月5万円の株式収入を目指す20代の投資初心者です。
投資について学び、一緒にスキルを磨きましょう。
 今回は投資指標について勉強しました。3部作でそれぞれPBR / PER / ROEについてそれぞれ勉強していきます。投資する際に活用できる指標ですので、一緒に勉強していきましょう。


PBRとは?

PBR=株価純資産倍率
企業の財務状況を判断するための指標。
株価と純資産の関係を示し、会社の純資産からみて株価がどれだけ割安(割高)かを測ることができる指標。原則PBRの倍率が小さいほど会社の純資産に対して、株価が割安と判断することができる。

PBRを求める式

PBR = 株価 ÷ 一株あたりの純資産 (BPS)

※純資産は、会社の資産のうち株主全体で保有している資産。仮に会社が活動をやめて、資産を分けた場合に株主に分配される資産のため”解散価値”とも言う。
(一株あたりの純資産 = 純資産 ÷ 発行済み株式数 )
※一株あたりの純資産を英語の略称でBPSと表すこともある。BPSは、PBRを算出する際にも使われる。

PBRごとの比較

PBRごとに表でまとめると

株価と一株あたりの純資産を仮に設定し、それぞれのPBRと会社が解散した場合の分配金、株式を売却したときの売却金を表にまとめると…

PBRごとの比較の例

なぜPBRが低いと割安なのか??

PBRが1.0倍より低いと会社が倒産しても投資金額より高い金額が戻ってくる。
企業のノウハウや技術、ブランド力により会社の価値は純資産以上になるはずであり、株価は1株あたりの純資産以上になるはずである。

※業種にもよるが、1倍を基準に判断することが多い。あくまでも目安なので絶対的な指標でない。業績や同業他者と比較し、投資する際の参考にするといい。
将来収益成長に対する期待が高いと見なされている企業はPBRが高くなる傾向にある。

低PBR銘柄が注目されている…

2023年3月東京証券取引所が、PBR低迷する企業に対して改善を要請している
目安となるPBR1倍を超えるために施策を公表する動きが相次いでいる。
PBR1.0倍割れの個別株はもちろん、それをターゲットにしたETFも株価上昇に期待されている。
※あくまで指標のため、投資は自分で判断し行うようにしてください!

まとめ

PBR→株価純資産倍率
BPS→一株あたりの純資産
PBRは、会社の純資産からみて株価がどういう状態かを表す指標
純資産は、解散価値とも言われる。
PBRは絶対的な指標ではないため、業績や同業他社と比較し活用すると良い。

 今回は、投資の指標でもあるPBRについて勉強しました。絶対的な指標ではないため、あくまで投資をする上での参考にしてください。
 次回は、PERについて詳しく勉強したいと思います。今後も投資について、学習していきますのでぜひフォローをして次回の投稿をお待ちください。そして一緒に株式投資を学んでいきましょう!


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