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再生する銭湯〜レボン快哉湯

台東区にある快哉湯。
ここは2016年に湯を抜き、その後、湯を沸かすことはなかった。

しかし、今、誰もが利用できるカフェとして、快哉湯は再生した!

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今日はその、レボン快哉湯をご紹介します。

そのままの建物

鶯谷駅から徒歩10分、古びた銭湯そのままの建物が見えてくる。

この看板がなければ、喫茶店とは気付かない。

番台方式の女湯側が入口。貴重品入れも下駄箱も、あえてのそのまま。
で、ちゃんと靴を脱いで利用する。

スリッパに履き替えて、いざ店内ヘ。

店内

入口付近には、かつて使われていたレトロ体重計とカゴが。

お好きな席ヘどうぞと言われ、通常は入ることのできない男湯の脱衣場ヘ。

脱衣場ヘ

なんか、いけないことしてるみたい。
男湯への入口の扉を内側から激写!
こんな写真も撮れちゃう。

戸に「男」の文字が見えますか?

普段は見ることのできない、空の番台。

脱衣場によくある注意。

なんだか懐かしい縁側も。

見上げれば、オシャレな電灯の上には立派な格天井。

すっかり忘れてしまいそうですが、ここは喫茶店でした。

喫茶店メニュー

お勧めはコーヒーとアイスクリームのマリアージュプレートのようです。

最もイメージできない、湘南ゴールドとコロンビアに。

せっかくなので、下駄箱の松竹錠も一緒にパシャリ。

松竹錠工業という会社が作ったので、松竹錠といいます

酸味のあるアイスクリームとコロンビアの酸味が打ち消しあって、まろやかな味わい。
なかなか素晴らしいアイデア。

コーヒーの焙煎機もあり、豆は注文を受けてから挽くこだわり。

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閉店する銭湯は後を絶ちませんが、せめてこんなふうに活用することで、未来に残してもらえればと思います。

あぁ、今日もごちそうさまでした。

ちなませていただくとちなみに、今日は10月10日銭湯の日です。
今日銭湯に行くと、何か良いことがあるかもしれません。

世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。