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オノ セイゲンインタビュー『「真夏の夜のジャズ4K修復版」Blu-rayの5.1chサラウンドはモノラルから作られた』

デノンでオノ セイゲンさんのインタビューをするのはこれで4回目(コンテンツ数としては)だけど、毎回濃い取材となります。この回はオノ セイゲンさんの近作で、ジャズドキュメンタリー映画の名盤、真夏の夜のジャズの4K修復版にともなうサウンドのリマスタリングの話です。

しかも今回は単なるリマスタリングではなく、あけてみたらサウンドトラックはなんと疑似ステレオ、つまりモノラル音源を左右で少しディレイとレベルをずらしたものであり、そこからより正確なピュアなモノラルの96kHz・24bitの音源を修復したモノラル音源、さらにモノラル音源から作りだした5.1サラウンド音源という魔術のようなことをしています。そこのあたりがどうやって作られたのかが今回は語られています。

ちなみに映画館で上映されている「真夏の夜のジャズ」のサウンドトラックにはオノ セイゲンさんはからんでいませんので、映画館では疑似ステレオです。Blu-rayでホームシアターを構築している人しか楽しません。

ちなみに先日、この映画を見ながらオノ セイゲンさんとピーター・バラカンが対談するイベントがあって、そちらで私は発売日に体験してきましたが、モノラルがオリジナルの音源とはまったく思えませんでした。
↓そのおはなしはこちらに書いてます。ぜひご覧ください。


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