【いだろぐ742】「一騎当千」全てのものの90%はゴミである。
人は皆平等に、24時間という同じ時間を与えられています。
持って生まれた能力に関しても、天才的な人がいることは事実ですが、その差はそれほど大きくはないと思います。
それなのに、なぜ成果に大きな差が生まれるのでしょうか。
それは、本当に価値あることに集中できているかどうかにあると感じています。
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「全てのものの90%はゴミである」というスタージョンの法則が、"Think Clearly"の中で紹介されていました。
この法則は、1958年にアメリカのSF作家セオドア・スタージョンによって提唱されました。
当時、SF文学はしばしば低品質だと見なされ、そのジャンル全体が批判されていました。
スタージョンはこの批判に対し、SF文学も他のジャンルの文学と同様、その大部分は平凡であり、真に優れた作品はごく一部であると指摘しました。
「全てのものの90%はゴミである」と述べ、SFだけでなく、あらゆる創作物や生産物の大半が平均的な品質であることを示したことがこの法則の由来です。
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一日のうち90%が「ゴミ」だとしたら、本当に価値のある残りの10%は何でしょうか。
多くの人がその90%に時間を費やしている中で、成果を出している人はこの10%に時間を投資しているのかもしれません。
ウォーレン・バフェットは、人生のモットーとして
「自分の『能力の輪』を知り、その中に留まること。輪の大きさはそれほど重要ではない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見極めることだ」
と語っています。
自分の価値の源泉は?
自分に本当に価値を生む10%は何なのか?
10%の境界を見極め、そこに全力を投資することが、成果へとつながっていくのだと感じています。
【一騎当千】
【一点集中】
迷ったときには、大抵のものは、くだらないものだ、と潔い姿勢で捨てていく勇気も必要かもしれません。
今日も最高の一日を過ごしましょう。
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