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『今まで通り』という意識が成長を止める。

こんにちは。
ケイジ4世のターンです。

私は施工管理の仕事をしています。
建設業界は特に高齢化が進んでいて若い職人が少なくなってきています。

どうしても熟練の職人は『今まで通り』の考え方をする方が多いと思います。

今まで若い頃から技術を培ってきたわけですから、それまでのやり方や自分がやってきたことに自信があるし、ある程度は致し方がないことだと思います。

安定を求めてる?

成長、革新はそれまでもあったはずなんです。

熟練の職人もそこまでになるために試行錯誤してやってきたはずなんですよね。

それまでのやり方を変えたり、工夫してきたりと。

進む高齢化。

その人達ももう高齢になっています。
やはり、新しいことを始めるにはある程度の若さが必要なんでしょうか。

そのせいか業界全体が、特に建設現場は『古き良き時代』や『伝統』みたいな時代錯誤の意識が強いのかもしれません。

建設現場と日本が同じ縮図なのかなぁ。

社会全体的に見ても建設現場は企業(ゼネコン)も作業員も高齢化が進んでいき『今までどおり』が好きな人が多い気がします。

日本の政治の世界も同じように世界的に見ても平均年齢は高いですよね。

それから『島国』という閉鎖的な特徴も現場の『仮囲い』と類似しています。

今のままでいい、リスクを取りたくない。

日本人の特徴というか、これまでの教育が『リスクをどうとらないか』から来ています。

なので『投資』に対する考え方も外国とはかなり違うものになっていて、『投資はリスクが大きい』という見解をよく耳にしますし、以前は私もそう思っていました。

革新はむかしを全否定?

一方で『今』や『制度』にとらわれない人も沢山います。
比較的若い世代に多いのも事実でしょう。

ただ、彼らはきちんと今も昔も学んだ上で新しい考え方を持っています。
そういった情報や歴史を知らないで、さも新しい、自分が考えたことのように言っても、
「えっ?」
って言われてしまいますからね。

それらを踏まえていると思います。

バトンを次へ渡して下さい。

経験しないと身につかない『技術』みたいなものを全否定するつもりもないですが、昔は体に覚えさせていたものを、AIを活用してロボットにインプットして作ってもらう。とか。

それらは無駄にはならないわけですので、次の世代へバトンを渡していくことを考えていくべきだと思います。

引退してほしいわけではなくて一歩引いてバックアップを真剣に考えてあげてほしい。
『そのアドバイスをもとに若手が引っ張っていく』というのがいいカタチなのではないかと。

そんなふうに私は思います。

一歩引く勇気を持ちましょう!

ではまた。

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