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観照空蓮房 北桂樹 「虚式にて世界をつくろふ」明日から

東京都の蔵前にある長応院というお寺の中のギャラリー「空蓮房」にて、明日からはじまる展覧会を企画させていただいた。

大学院で研究をした「現代写真」についての僕の考えを、空蓮房のコレクションを中心に編むことで見せてほしいということをご要望としていただき、この数ヶ月ずっとこの展覧会のことを頭の片隅に置きながら過ごしてきた。ようやくすべての準備が整って、ホッとしている。

修士課程の研究対象であったドイツの写真家トーマス・ルフ、多和田有希さん、横田大輔さんの作品に加え、今年のKG+の展示の中で抜群だった堤麻乃さんを選んだ。すばらしい作品のおかげで、「真実性」に依拠しない写真に関して「観照」をする展覧会仕上がった。

会期終了後の9日(土)にはクロージングイベントとして「虚としての写真」とタイトルを名をうった対談を住職である谷口昌良さんとさせていただくことになっている。今時点では、実はこれが一番楽しみ。

※展覧会の観照、対談ともにウェブサイトから予約が必要です。お時間ある方は是非。

観照空蓮房 北桂樹 「虚式にて世界をつくろふ」
ー参考作家ー
トーマス・ルフ/多和田有希/横田大輔/堤麻乃
2023年11月8日(水)〜12月8(金)

https://kurenboh.com/show/

* 水・木・金午前10時〜午後3時開廊
* 事前のメールでの予約をお願いします。日時・人数をご予約ください。
(当日、前日の予約はご遠慮ください。またいくつか候補を挙げてくださると助かります。)
* 1時間単位で予約を承ります。空間内へは1人ずつです。(1枠2人くらいまで)
* 土日曜日は法務のない場合のみ予約を承ります。
* 賽銭制

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