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Belfastでタイタニック号に出会う 〜 キャンパーヴァンで欧州一周(北アイルランド編)

北アイルランドの首都Belfastに行く途中、Armaghという湖のそばへ。個人がやるAire駐車場に2泊の予定で停める。途中、英国とあまり変わらない風景にややがっかり。田舎道の景色はやはりポルトガルやスペインの方がずっと綺麗。

ただ、家が大きいのにびっくり。建物自体は箱型のデザインだが、とにかく広い庭に大きな平家。金持ち風の家はマジにすごい。羨ましいわあああ。

駐車場の周りを散歩。水辺に出る。船着場が綺麗になっていて気分がいい。小雨が降る中でも静かな湖を見ていると心が洗われるよう。


静かな湖


Belfastで久々のショッピングが楽しい!ルンルン

翌日はBelfastへ。途中のショッピングセンターなどで買い物。一番はヴァンのルーター用SIM。使えるようになれば良いのだが。(これまでの1ヶ月ほどサイトも自由に使えず。とほほほ)


Belfastの街中


良い感じの時計台


私は買いたかった化粧クリームやフェースパック、歯間ブラシ、歯ブラシなど購入。生成りの帽子まで買う。目玉はずっと欲しかったオレンジ色のブランド物のジャケット。子供用!私は小さいのでサイズがピッタリ。しかもセールで35ポンド。嬉しいいいいいいい!!(英国では子供用の服や靴などには税金がかからないので元々安い)


Belfastで視聴者とタイタニックの体験ミュージアムへ

翌朝はベルファストの街中へ。バスを利用。バスを降りて目の前の市庁舎へ。それがまた外も中も美しい。大満足。


市庁舎


市庁舎の中


出ると目の前にツーリストインフォ。早速地図をもらってその日の目的地「タイタニック・ベルファスト」というタイタニック号のミュージアムへ。街中から川沿いを歩いて30分弱。楽ちん。


近代的な建物の「タイタニック・ベルファスト」


タイタニック・ベルファストには昼頃着いたので、そこでランチ。私はアイリッシュ・ラム・スープ。これがまためちゃ美味しい。ラッキー。

異色のミュージアムは歴史や映像、資料など豊富な情報に大満足

ランチ後同じビル内のミュージアムへ。まあああ良い感じ。最初は欧州から米国への移民の話が続き、なぜ歴史?なぜ??と思いきや。元々タイタニックは、アメリカ、特に当時NYに夢を持ったアイルランド人が渡ったという背景を最初に説明しているという訳。今頃わかる私って?


映像の展示も多い
タイタニックの進水時のチケット


そして、通信でのメッセージのやり取りの記録や船の模型(いろいろあったが、ライトを使用したのが最高)、助かった人の手紙や遺留品の展示。「もしも」話も結構面白い。例えば、救命ボートが人数分あったらもっと助かっていたとか。。。。通信システムが乗員よりも乗客優先になっていたので逆だったらとか。(通常ならその時期に来ないはずの巨大なアイスが近づいていたが、船長に知らせるのが遅れたらしい)


豪華客室の一部


遺留品のバイオリン


3人に一人は生き残る

あとは統計的なものも興味深い。乗客・乗組員の総数2220人程度の中、生き残ったのは700人余り。死者は1500人余り。もちろんファーストクラスの女性が90%以上生き残る。や、や、やはり。。。。でも考えれば3人に1人は助かっている。結構驚き。今更。

その後の1980年代にフランスと米国で海の底に眠るタイタニックの発見合戦を展示。これもまた面白い。どちらのグループも偉い!!


海の底のタイタニック


ミュージアムのそばに小型ながらも豪華船が停まっていて見学コースの一部に。かなり豪華で驚き。


小型船のデッキ
乗客の持ち物


小型船の中


一枚の紙の地図は今や使う人が少ない?

帰りは少し雨。本屋でアイルランドとスコットランドの一枚の紙の地図を見つける。やっと。ナビが便利になり最近はこうした地図は使われないようで、見つけるのに時間がかかる。予定を組むのに便利なんですけどねえ。

Belfastの街中からバスでキャンプ場に戻る途中、大通りから1本裏道に入るとシャッター街に。少し悲しい気持ちに。中心街なのに。


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