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キャンパーヴァンで欧州一周 〜 ナショナルトラストのメンバーってお得!

朝方に英国NorfolkWaxhamへ行き、海沿いをまた歩く。そこからやや陸側に入りナショナルトラスト(NT)のHorseyでNTのメンバーに。今後1年は料金を気にせず色々な所を巡ることができる。お得!ここでは水車小屋を見学。小屋の中はどこも同じというイメージだが、昔そこで寝泊まりしていたというベッドルームは面白かった。とても小さいのに機能的。川沿いはヨットも浮かび美しい。

Horseyの水車小屋


その後、比較的に大きな街Norwichで車のラジオの設置を試みるも出来ず。Fakenhamを通り過ぎてGreat Massinghamで宿泊。池がいくつもあって小さいが可愛い村。英国はこういう小さい村がとても風情があって良い。

Great Massingham


翌日はやや西にあるWisbechへ。ナショナルトラストのマナーハウス、Pecover Houseを見学。ここ一体はかつて川沿いの港で栄えたようだ。ツアーに参加し、とても説明の上手なボランティアのおじさんが、家の歴史などを1時間スピーチ。俳優のように流れるような話っぷり。ジョークを飛ばしながらの説明で飽きない。こうしたボランティは通常つまらない説明が多いが、このガイドは卓越!すごい!大好き!

Pecover House
昔のシャワー

元家主は18世紀にこの家に移り住み、銀行家として成功。地元の名家に。同銀行は現在のバークレー銀行の始まりでもある。外観はシンプルだが、内装は凝っていた。見る価値あり!ジョージアンの建物。庭もとても素敵に手入れされいた。

一室


次にまたナショナルトラストのOxburgh Estateへ。こちらは大きなお城のような家。元々は500年前に建てられたものが、年を経て増築・改装されている。エリザベス1世やメアリーとも縁のある家主。壁紙が革製だったのには驚き。

500年というと英国では普通。恐らく京都でも珍しく無いかも。「100年の老舗はまだ若い」という京都の人の話を聞いたことがある。米国だと100年の歴史ある建物だと自慢される。ううううう!

Oxburgh Estate
重厚なドア
革製の壁紙

車生活にまだまだ慣れず、毎日疲れが酷い。

Bungayの教会
カソリックの教会

翌日は朝食をファームショップの前で取った後、Bungayという小さい街を散策。こちらは特に美しいわけでもなく、田舎の普通のヴィレッジ。でも教会は素朴でなかなか良かった。3分の1ほど荒廃し、1100年代の古さを彷彿させる。お隣はカソリックの教会。はあああ、装飾が派手で怖い。凝っている。さすがお金をかけるのが好きなカソリック。。。。そして城跡。

Bungayの城跡
Bungayの城跡

探していたナショナルトラストの森は見つからず断念。キャンピング場に向かう途中で、運よくローマ時代の街を発見。1700年程前の都市が土の下に埋まっている。シアターもあって、2000人が住んでいたらしい。街を囲む荒れた壁の一部だけが土の上に見えている。こんな場所に巡り会えるなんてラッキー!

ローマ時代の街の壁
埋もれている街の説明

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